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シアーシャ・ローナン「普段そんなことはしない」『アンモナイト』の役作りへの挑戦明かす

シアーシャ・ローナンが“活発で聡明、自立した女性”なイメージを覆し新たな魅力をみせている『アンモナイトの目覚め』で初めて挑戦した役作りへの試みと、憧れのケイトと共演した感想を語った。

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『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
  • 『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
  • 『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
  • 『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
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  • 『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
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  • 『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
  • 『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンの共演が話題の『アンモナイトの目覚め』。これまでの歴史劇での“活発で聡明、自立した”女性のイメージから、本作で新たな魅力をみせているシアーシャが、今回初めて挑戦した役作りへの試みと、憧れのケイトと共演した感想を語った。

>>『アンモナイトの目覚め』あらすじ&キャストはこちらから

シアーシャが新しい方法で挑んだ役作り


『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
26歳で、これまで4度もアカデミー賞にノミネートされた経験を持つシアーシャが本作で演じるのは、物静かで献身的な貴婦人シャーロット。夫に依存しながら生きてきた女性で、これまでシアーシャが演じてきた姿とはガラリとイメージの変わる役に挑戦している。

シャーロットは、ケイト演じるメアリー・アニング同様に19世紀のイギリスに実在した人物。実際に2人が、古生物学者と地質学者の妻という立場で交友関係にあったことは記録が残っているが、フランシス・リー監督は斬新なアイディアと現代的な思考を織り交ぜ、新たに繊細なラブストーリーを生み出した。

『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
シアーシャは今回の役作りについて「シャーロットに成りきるために毎日メモをとるようにしました。普段そんなことはしないし、あまり得意ではないのですが、フランシス(・リー監督)に役の背景を作るよう強く説得されたから。シャーロットが生まれてからこの映画で描かれるまでに起こったであろう彼女の人生を自分で作り上げることによって、この役が自分に近いものになりました。撮影の初期の段階でこの役を身近に感じることができました」と、これまにないアプローチ方法を取り入れたと明かす。

『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
さらに撮影に入る3か月前より、役を身体に染み込ませるための特訓も受けたといい、「役作りのためにピアノの稽古を再開することができたのは嬉しかった。3ヶ月練習してクララ・シューマンの美しい曲を学ぶ機会に恵まれました。あとは編み物もずっと練習してたのですが、こっちはつまらなかった(笑)。でも実際に当時の女性たちも毎日編み物をさせられて、そう感じていたかもしれませんよね? やってみなければ分からないことだったから体験できてよかったのです」と、当時の女性になりきる“特訓”が役に立ったことをふり返る。

「共演を知って嬉しかった」ケイト・ウィンスレットの存在


『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
また、今回相手役となったケイトとの共演については、「ケイトとの共演は大好き! 彼女は素晴らしい人です。私は子供のころから彼女をスクリーンで見ながら育ってきたから、共演を知ってとても嬉しかった。ケイトの好きなところは、信じられないほど仕事への集中力があって、プロに徹しながら、誰にでも親切で優しいところ。そしてそれだけではなく、仕事のために何でも自ら率先して行うところ」と熱を込めて語るシアーシャ。

「ある場面を撮影するためなら、進んでできる限り滑稽に見えるようにしたり、いいテイクのために長い間雨に打たれて寒い思いをしてずぶ濡れになったり、自分のしていることに心から打ち込んでいて、あらゆることに対して優れたユーモア感覚を持っています。彼女の仕事に対する姿勢は本当に素晴らしい。それに彼女は普通の生活を送って素敵な家族もいます。仕事と私生活のちょうどいいバランスを見つけているようで、それを上手に行動に表すことができる。彼女との共演は本当に最高でした」とふり返っている。

『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
そんなシアーシャについて、ケイトも「シアーシャとの共演は素晴らしい体験でした。私たちはとても相性が良かったんです。私とシアーシャでは役へのアプローチの仕方がまったく違ったのですが、それが劇中のメアリーとシャーロットのようで、彼女の奔放な演技にとても感化されました。彼女とは19歳の差がありますが、この年の差を役に持ち込めたのも良かったと思っています。俳優として毎回そうしているけれど、今回は特にお互いに支え合えた最高の関係を築く事ができました」とインタビューで称賛している。

『アンモナイトの目覚め』 (C)The British Film Institute, The British Broadcasting Corporation & Fossil Films Limited 2019
ケイトとシアーシャという映画ファンにはたまらない2大女優の初共演で、惹かれ合う役柄を演じた本作。2人で支え合い、構築した細部にまでわたる圧倒的な演技はもちろん、2人の愛の美しさも目に焼き付けてほしいところだ。

『アンモナイトの目覚め』は4月9日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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