ジョニー・デップの上訴棄却報道にアンバー・ハード側「全く驚いていません」
ジョニー・デップが、自身を「妻を殴る人」と報道したタブロイド紙「ザ・サン」を相手取って起こした名誉棄損訴訟で、イギリスの控訴院はジョニーの上訴を棄却した。
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ジョニーは昨年11月に下された判決――自身が「妻を殴る人」であると裁判所が「おおむね事実」と認め敗訴となったことを不服とし、「公正な裁判が行われなかった」と主張。上訴する意向を示していた。
ジョニーは「公正な裁判が行われなかった」と主張する理由の1つに、アンバーが離婚時にジョニーから受け取った和解金700万ドル(約7億6400万円)を、チャリティー基金に全額寄付をすると言っておきながら、いまだ“全額は”寄付していないことを挙げていた。「計算ずくで、人を操るような嘘」をついたとして、「信用ならない証人だ」と指摘したのだった。
控訴院の裁判官は、裁判は「完全で公正なものだった」と断言し、これ以上裁判を続けるための説得力のある理由もないとして、ジョニーの上訴を棄却した。
アンバーの代理人はこの報道を受け、「Yahoo! Entertainment」に「控訴院がジョニーの上訴を棄却したことに満足していますが、全く驚いていません。裁判で示された証拠は圧倒的であり、否定できないものでしたから」と強気なコメントを発表している。