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高畑充希「母校みたいな感覚」モギりを務めた映画館・朝日座で凱旋イベント『浜の朝日の嘘つきどもと』

映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の舞台となった福島県・南相馬の映画館「朝日座」にて凱旋イベントが行われ、主演の高畑充希と、大久保佳代子、佐野弘樹、タナダユキ監督が登壇した。

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『浜の朝日の嘘つきどもと』朝日座凱旋(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
『浜の朝日の嘘つきどもと』朝日座凱旋(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
  • 『浜の朝日の嘘つきどもと』朝日座凱旋(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
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  • 『浜の朝日の嘘つきどもと』朝日座凱旋(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
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  • 『浜の朝日の嘘つきどもと』(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
  • 『浜の朝日の嘘つきどもと』(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
  • 『浜の朝日の嘘つきどもと』(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会

高畑充希と『ロマンスドール』『百万円と苦虫女』などのタナダユキ監督がタッグを組んだ映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。8月11日(水)、本作の舞台となった福島県・南相馬の映画館「朝日座」にて凱旋イベントが行われ、主演の高畑さんと、大久保佳代子、佐野弘樹、そしてタナダ監督が登壇した。


>>『浜の朝日の嘘つきどもと』あらすじ&キャストはこちらから

昨年夏の撮影以来、1年ぶりに「朝日座」へ凱旋したキャスト・監督一同。高畑さんは、「一年前、夏の暑い時期に朝日座で撮影して以来、久々に来ましたが、変わらず朝日座がどっしり存在していて、自分が1年前に戻った気がしてノスタルジックな感覚です。朝日座は少し【母校】みたいな感覚があって、入った瞬間に(撮影中のことを)思い出すところがあるので、今日戻って来れて嬉しいです」と回想。タナダ監督は「映画を作り終えた後に、ここでイベントがやれたらいいな、と思っていました。変わらずに朝日座が存在してくれているということは、朝日座を守っている人がいる、ということ。それが嬉しいです」と話した。

一方、柳家喬太郎師匠演じる「朝日座」館主・森田保造と言い合うシーンで朝日座を訪れた大久保さんは、朝日座について「夕暮れが差し掛かってきた頃、外の待合室にいた時に、そこから見る朝日座の外観が『わー頑張って立ってるな、がんばれ!』と(応援したくなる)感覚がありました。建物と雰囲気の印象が強く残っています」と懐かしみ、喬太郎師匠との共演については「お互いまあまあな年なので集中力が続かなく、お互いミスしてしまったので、やり取りが長かったです。最後の方はお互いちゃんとやれよ、と思いながら撮りました」と冗談交じりにこぼす。

さらに、大久保さん演じる茉莉子先生のパートナーで、ベトナム人の技能実習生チャン・グオック・バオ役を演じた佐野さんは、朝日座での撮影について「2日間くらいしか朝日座にはいなかったけど、もぎり席がある映画館は初めてだったのでプライベートでもまた来たいな、と思いました」と話した。

大久保佳代子、“教え子”高畑充希が「本当に可愛く見えてきて」


そして、同じシーンの撮影が多かった高畑さん、大久保さん、佐野さん。劇中で「朝日座」館主・森田保造と軽快なやり取りを見せた高畑さんは、喬太郎師匠について「喬太郎師匠とは出会ってすぐに(台詞で)結構な暴言を吐いてしまったのですが、本当に優しい方だったので、『ひどいこと言うけど、すみません!』と一回言って、あとは自由にやりました。喬太郎師匠のリアクションがかわいかったので、後半とても楽しくなっちゃいました」と話すと会場からは笑いが。

大久保さんについては「茉莉子先生とは長回しのシーンがあったんですけど、大久保さんと普通になんてことない会話をしている気持ちになっていった」と話すと、すかさず「口が悪いレベルが同じなんだと思う」と大久保さんが突っ込み、イベントでも息の合った掛け合いを見せる。そんな大久保さんに高畑さんが「大久保さんめっちゃかわいかった!」と話すと、会場からは大きな拍手。さらに大久保さんの恋人役を演じた佐野さんからも「本当に魅力的で、かわいくて、胸がときめきました」と恥ずかしそうに告白。大久保さんが「嘘臭い!」と戻すと、タナダ監督は「さっきも言ってたよ!好きになっちゃったって」とフォロー、そのチームワークに会場が温かな空気に包まれた。

また、共演した高畑さんの印象について大久保さんは「莉子という役柄が、わがままな時と、犬が震えてるみたいな不安そうな表情を見せるときがあるので、本当に可愛く見えてきて、ほっといたらどんどん小さくなるんじゃないかな、可愛いな、犬みたいだな、という感覚になり、気持ちをのっけてもらえたので、いい関係性ができた」とアピール。そして本作のクランクアップ時に、「これだけしっかりセリフのある役は初めてだった」と話していた大久保さんだが、長セリフのシーンについて高畑さんから「最悪カンペを見ればいい!」というアドバイスをもらった、と笑いながら明かした。

高畑充希「エンターテインメントが明日の元気につながれば」


さらに、「朝日座」が100年もの間、多くの人の憩いの場として愛され続けていることにちなみ、“憩いの場”について問われると、高畑さんは「実家。小さいテラスがあって夏になるとバーベキューをするんですが、両親も人に会うのが好きなので実家にたくさん人を呼ぶ。私がいなくても、友人が来ていたりする」と話す。司会からコロナが落ち着いたら本作の共演者も実家に呼ぶか、と聞かれると、「お酒が飲めて、犬と猫アレルギーがなければ、是非!」と誘うと大久保さんは「すぐ行きます!」と予約、仲睦まじいやり取りを見せた。

そして大久保さんは「昔夜型だったけど、最近犬を飼い始めてから6時に起こされるので、散歩でちょっとした広場に行く」と話し「朝って臭くない、朝の空気ってこんなにすがすがしいんだと感じます。早起きってやっぱりいいな」と健康的な一面を明かす。佐野さんは「家の近くの喫茶店」、タナダ監督は「こういう映画だから、映画館って言った方がいいかもしれないけど…」と前置きしつつ、「東京宝塚劇場と、兵庫の宝塚大劇場。そして猫の腹です!」と思い思いの“憩いの場”を明かした。

最後にタナダ監督から公開を待ち望むファンに向け、「南相馬で沢山撮影した作品なので、是非ロケ地にも足を運んでほしいです。ちょっと嘘をついてもいいので、面白かったよと広めてください」とメッセージ。主演の高畑さんからは「1年前に撮影し、やっと皆さんに見て頂けて嬉しい。(撮影中は)1年後もっと良くなってると思っていたので少し寂しいですが、エンターテインメントが明日の元気につながればいいです」と期待を込めていた。

『浜の朝日の嘘つきどもと』は8月27日(金)より福島県先行公開、9月10日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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