photo:Toru Hiraiwa / text:Yuki Tominaga
『星守る犬』玉山鉄二インタビュー 「役者として“職人”でありたい」
名もない男と愛犬の旅を通して、リストラ、熟年離婚、無縁死といった現代社会の抱える問題に迫り、同時に誰かとふれあう気持ちや思いやり、絆を描く感動作『星守る犬』。北海道のキャンプ場にほど近い山中のワゴン車から中年男性と犬の遺体が発見される。彼らは一体誰なのか。どこから来たのか。玉山鉄二は、残されたわずかな手がかりから、西田敏行扮する主人公・おとうさんの足取りをたどる市役所福祉課勤務の青年・奥津京介を演じている。