「週刊宝石」(光文社)で連載された業田良家の4コマ漫画「自虐の詩」。日本一、もしかしたら世界一不幸な女性・幸江と無口な夫・イサオとの夫婦生活を描き、必殺のオチはイサオのちゃぶ台返しという独特の世界を持つ本作が、「ケイゾク」、『大帝の剣』の堤幸彦監督により映画化。主人公の幸江を演じた中谷美紀に話を聞いた。
全ての人間の不幸をその身に背負っているかのような辛い人生を送ってきた幸江と、彼女が愛してやまない、無口で酒飲みでバイオレンスな内縁の夫・イサオ。大阪の下町を舞台に、一見どん底に見えて実は愛と人間味にあふれた2人のドラマを描いた『自虐の詩』。本作が10月27日(土)に公開を迎え、公開劇場では俳優陣、監督が顔を揃えて舞台挨拶が行われた。
生まれてこのかた全ての運に見放された女・幸江と、彼女が惚れに惚れ込んだ無口で酒飲み、おまけにギャンブル好きの暴力夫・イサオの愛を描いた『自虐の詩』が10月22日(月)、特別招待作品として上映された。上映前の舞台挨拶には主演の中谷美紀に阿部寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀、さらに主題歌「海原の月」を歌う安藤裕子、監督の堤幸彦が登壇した。
特別上映作品として出品されている『自虐の詩』のキャスト&スタッフ陣が10月22日(月)の上映を前に六本木ヒルズアリーナで開催されたイベントに勢揃い。会場は大きな盛り上がりを見せた。