『ポーラー・エクスプレス』トム・ハンクス、ロバート・ゼメキス監督来日記者会見

最新ニュース

『ポーラー・エクスプレス』トム・ハンクス、ロバート・ゼメキス監督来日記者会見 メイン
  • 『ポーラー・エクスプレス』トム・ハンクス、ロバート・ゼメキス監督来日記者会見 メイン
  • 『ポーラー・エクスプレス』トム・ハンクス、ロバート・ゼメキス監督来日記者会見 サブ1
  • 『ポーラー・エクスプレス』トム・ハンクス、ロバート・ゼメキス監督来日記者会見 サブ2
2004年のクリスマスを飾るファミリー映画『ポーラー・エクスプレス』。11月12日には、監督のロバート・ゼメキスと主演のトム・ハンクスが来日し、記者会見に出席した。ゼメキスとハンクスは『フォレスト・ガンプ』や『キャスト・アウェイ』で相性の良さを披露しているアカデミー受賞のゴールデン・コンビ。今回、日本では始めてのツーショットを見せてくれた2人が、クリスマスの思い出や映画についてそれぞれの想いを語った。

サンタクロースの存在を信じられなくなった少年が北極点行きの急行「ポーラー・エクスプレス」に乗り、想像もつかないファンタジックな旅に出るというストーリー。その中で、トム・ハンクスは、少年、父親、車掌、ホームレスのホーボー、そしてサンタと5役を熱演している。パフォーマンス・キャプチャーという最新かつ特別な技術により実現。ハンクスの演技はコンピューターに取り込まれ、クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本「急行『北極号』」と同じタッチで描かれた絵の中に反映された。この画期的なCG技術の被写体第一号となったハンクスは「ゼメキスが開発したこの技術の素晴らしいところは、大人が子供を演じられるということ。この映画では子供の役をすべて大人の俳優が演じている。つまり大人の解釈で子供を演じているんだ。特に楽しかったのは、大人の俳優として学んだことを全て忘れて演技できたこと。成熟や、大人の常識、生活に根ざした部分を捨て、共演者全員が無邪気な子供になりきって興奮を伝えようとするのは本当に楽しかったよ」と話した。実際にキャプチャー・スーツを着けて演技した感想については、「色々なセンサーを貼り付けてスパイダーマンみたいなスーツを着ているから馬鹿馬鹿しい姿なんだ。でも、そういったことを全て忘れる瞬間があった。初めて少年がサンタを見るシーンはパワフルで涙が出た。本当に北極点にいるという感覚だったよ」。

映画化にあたり原作者のオールズバーグから「アニメーションにだけはして欲しくない」と言われたという監督は、「この企画を映画化するに当たって一番注意したのは原作をおろそかにしないこと」と語った。「原作の絵本はあの絵のタッチがストーリーの一部であり、絵が読む人の感情をかき立てるのです。ですからあのタッチを取り入れなければ物語の本質が失われると思いました。もし実写で撮ったならば、あまりにリアルすぎて原作のもつファンタジー性がなくなってしまったでしょう。この映画の世界を表現するためにはパフォーマンス・キャプチャーが必要だったのです」。

「サンタクロースがいるかどうかとあらためて考えたことはない。なぜならサンタクロースは来るものだと思っていたから」と言うハンクスと、「クリスマスで一番の思い出はその日を指折り数えて待つ期待感。今でもあのドキドキを思い出す」と言うゼメキス監督。互いをプロとして、そして友人として尊敬しあう理想的なパートナーが作り上げたこの素敵なクリスマス映画は、「サンタクロースなんて…」と思っているあなたにこそ、お薦めだ。『ポーラー・エクスプレス』は現在絶賛公開中。
《text:cinemacafe.net》

特集

page top