『THE JUON/呪怨』サラ・ミシェル・ゲラー来日記者会見

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『THE JUON/呪怨』サラ・ミシェル・ゲラー
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『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督に「こんなに怖い映画は観たことがない!」と言わしめた『THE JUON/呪怨』。日本人監督初の全米No.1という快挙を成し遂げた本作の公開に合わせて主演のサラ・ミシェル・ゲラーが来日し、清水崇監督、一瀬隆重プロデューサーとともにスリーショット会見を行った。

オリジナル版で奥菜恵や酒井法子が演じてきたヒロインに抜擢されたのは『スクービー・ドゥー』などのサラ・ミシェル・ゲラーだ。アイドル的なキャラクターでおなじみのサラだが、本作では異国の地で恐怖に巻き込まれる女子大生役に挑戦し、演技の幅を広げた。女性はヒーローの添えもの的な役柄であることの多いハリウッド映画において、ホラーというジャンルは女優が主役を張れる貴重なフィールドでもある。「日本での撮影は戸惑うこともあったけど、その心細さや不安が役柄に反映されて主人公の恐怖を表現するのに役立ったと思う。でも、17人もの日本人男性の前でシャワーを浴びなければならなかったシーンが一番怖かったわね(笑)」。

既にビデオ版、劇場版を含めた『呪怨』シリーズで定評のあった清水監督だが、今回は完全にアメリカをターゲットとして、言葉も文化も違う人々の反応を奪うことを意識したという。「サム(・ライミ)以外のプロデューサーからはハリウッド的な分かりやすさを求められ、そのせめぎ合いが大変だった」と告白した清水監督に、隣のサラは「私はハリウッドでの経験が長いのでプロデューサーの権限についてもよく理解しています。でも今回はサムが監督を全面的に信頼していた。これはとてもすごいことだと思います」と賛辞を送った。

そのプロデューサーの一人に日本人として名を連ねた一瀬プロデューサーは「日本に来たことのないアメリカ人がこの映画を観て、怖くて日本に来られなくなるような映画にしたいと思っていたのでそれが成功しました」とコメント。全米No.1の実感については「驚きの方が大きくて実感がないが、日本的な怖さを表現する試みがアメリカでも受け入れてもらえたことが数字ではっきりと出たので嬉しい。恐怖描写に関してはみんなが僕を信頼して任せてくれたので、ネイティブが感じる恐怖についてはサラやアメリカ人スタッフにも相談し、ドライでロジカルなアメリカ的な要素と日本的な曖昧でぼんやりしたものをバランスよく融合させて恐怖を作り出しました」と喜びを述べた。それに対してサラも「日本のホラー映画はとても怖い。特に、自分の知らないものや親しみのないものは恐怖の対象になると思います」とコメントした。

日本で公開されるのは、アメリカではあまりの怖さにカットされたというシーンを加えたディレクターズ・カット版になる。清水監督がこだわったメイド・イン・ジャパンの恐怖をぜひ肌で感じて欲しい。
《text:cinemacafe.net》
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