『男たちの大和/YAMATO』クランクアップ記者会見

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戦後60年を迎えた今年、東シナ海に沈められた戦艦大和と海に消えた男たちの熱い生き様を描いた超大作『男たちの大和/YAMATO』が出向する。原作は辺見じゅんが大和の生存者や遺族に取材しまとめたドキュメンタリー。『ローレライ』『亡国のイージス』『戦国自衛隊1549』と今年目立つ戦争映画の中でも、真実をもとにしたドラマとして期待が高い1作だ。

物語をリアルに再現するために、約6億円かけて広島県尾道市に原寸大、全長190メートルの戦艦大和を再現。キャストには主演の反町隆史・中村獅童をはじめとした、大作にふさわしい豪華な顔ぶれをそろえ、撮影は3ヶ月以上にもおよんだ。8月17日に行われたクランクアップ記者会見にはスタッフ・キャスト総勢12名が登壇。黒のスーツに身をつつみ、ひとりひとり、作品への強い思い入れを語った。

反町隆史「今年戦後60周年ですが、70周年、80周年の時に戦争体験者がどれほど少なくなっているかということを考えると、今伝えていくことには大きな意味があると思います。その気持ちを大切に演じました。」

中村獅童「我々は戦争を知らない世代と言われていますが、この映画に参加して、改めて深く考えさせられました。最近はこういった男くさい映画が少ないように思いますが、撮影でも反町さんと柔道をやるシーンなど、ついお互い熱くなりながら撮影しました。映画を通じて戦争のことを少しでも学んでいただければと思います。」

松山ケンイチ「この映画の前までは、戦争に関する知識が全くないと言ってもおかしくないほど何もわかっていませんでした。撮影をきっかけに、戦争体験者に話を伺ったりいろいろと学び、撮影が終わる頃には深く考えさせられました。戦争は誰かを守るために戦地に行きますが、それは日本だけではなく、守っている人同士が殺しあっています。本当にどうしようもない地獄だと思いました。このことを伝えていければと心から思います。」

渡辺大「僕ら出演者は訓練、撮影といろいろなところで苦楽を共にしてきました。松山くんとも芝居の中でケンカをしたり、本当の友情みたいなものが芽生えました。そんな中で友達が、芝居とはいえ命を落としていく状況を目の当たりにして、戦争のつらさを感じました。」

仲代達矢「出演者の中でいちばん戦争に近い年代で、いろいろな意味で戦争体験者のひとりです。14,15歳で命を失うことは悲しい。今の若い人が映画を観てどう思うかがいちばんの関心事です。この企画に出会えたことは誇りだと思います。」

渡哲也「戦後60年ということを重く感じています。いつもは撮影が終わると、作品への思い入れもすぐに忘れますが、戦後60年ということか、数々の報道のためか、今でも私の胸の中に『男たちの大和』は強く残っている。1人でも多くの人に見てもらいたいと思います。」

作品は現在CG合成・編集真っ最中で11月上旬完成予定。戦後60周年の締めくくりとなる本作、12月17日の公開を楽しみにしたい。最後に『新幹線大爆破』などの巨匠・佐藤純彌がこうコメントした。「本当に“守る”ということは、戦争をしないということです。ではどうすればいいか、ということを考えなければならない。政治家たち、大人たちがなぜ戦争を始めたのか、この映画から感じとって欲しい」。
《text:cinemacafe.net》
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