『チャーリーとチョコレート工場』ジョニー・デップ、ティム・バートン監督来日記者会見

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ジョニーがやって来た! 現在公開中の『チャーリーとチョコレート工場』のPRのため、9月初旬にファン待望の来日を果たしたジョニー・デップ。今回は、1995年の『デッドマン』以来、なんと10年ぶり2度目の来日とあって、成田空港に集まったファンは2000人。独特の作品選び、甘いマスク、そして世界が認める高い演技力により、多くのファンを惹きつける彼だけに、首を長くして到着を待っていたファンたちが黄色い歓声とともに出迎えた。また、9月4日に監督のティム・バートン、プロデューサーのリチャード・D・ザナックと共に挑んだ記者会見も大盛況。なかなかお目にかかれない個性派スターがさっそうと登場すると、会場に詰め掛けた約1000人もの報道陣からどよめきがもれた。

「前に来たときから10年もたってしまって申し訳ありません。今度はもっと間を置かずに来日するように努力するよ」と、ジョニーからの嬉しい挨拶で会見はスタート。世界でメガヒットを放った『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第2弾撮影のため、髭を生やし、長髪で登場したジョニーは、イメージどおり、ワイルドで何とも魅力的。『シザーハンズ』『エド・ウッド』『スリーピー・ホロウ』に続き、4度目のコラボレーションとなるバートン監督について聞かれると、「一言で言うなら、監督との間には“完璧な信頼関係”がある。ティムを心から信頼をしているよ。それに彼との仕事は、とにかく楽しい。撮影現場では、常にあらゆる可能性を話し合うんだ」とコメント。それを受けて監督は、「ジョニーは、会うたびに凄い役者に成長している。いつも私の作品で、奇妙な衣装を着て、不思議な役柄を演じてくれるけれど、何といってもそこがたまらない魅力だね」と彼流に大賛辞を送った。

今回、2人が強力タッグで作りあげた『チャーリーとチョコレート工場』は、ロアルド・ダールの大人気児童文学が原作。知名度の高い作品を作り上げる苦労については「プレッシャーは、僕よりもむしろ監督やプロデューサーの方が感じていたんじゃないかな。もちろん僕だって、世界で皆に愛されているキャラクターを忠実に演じなければ、という強い責任は感じていたけれど」と話したジョニー。役柄であるチョコレート工場の持ち主ウィリー・ウォンカは、監督との話し合いの中からイメージを膨らませていったそう。「彼がどんな子供時代を経て、どんな人生を歩んだのかを監督と語り合いながら想像して、役作りに反映させたんだ。そして、トークショーの司会者や子供番組に出てくる大人たちのように、おかしなリズムで話すキャラクターにすることに決めた。一度そう決めてしまうと、演じること自体はそれほど難しくはなかったよ」。パートナーであるヴァネッサ・パラディとの間に設けた二人の子供たちも映画を観てくれたと嬉しそうに語る場面も。「ちゃんと楽しんでくれたよ。でも、初めてウォンカ姿の僕を見たときは、3分半ほどあんぐりと口を空けたままだったな(笑)。後で感想を尋ねたら、“パパ、かなり変だったよ”と言われちゃったよ」と笑った。

バートン監督がスタジオや出資者などからプレッシャーを受けず、自由に想像力を発揮できるように守るのが自分の仕事だったと語ったプロデューサーのザナックは、続編の可能性についてチラリ。「続編が前作を越えるクオリティになることは、残念ながらあまりありません。とは言っても、監督とジョニーが参加し、素晴らしい脚本が仕上がるならば、十分に可能性はあると思いますね」

最後に、本作と同時進行で撮影が行われていたストップモーション・アニメ『ティム・バートンのコープス・ブライド』についても話題に。ひょんなことから“死体の花嫁(コープス・ブライド)”と婚約してしまった男性役で、今回声優を初体験したジョニーは、「普段の俳優業とはまったく違う作業でとても楽しかった。動きがなく、声だけの演技なので、まるで空気から演技を引き出すような感覚だったよ」と、収録当時を振り返った。一方、2作品を同時に制作するという超人技を見せた監督は、「ちょっと精神分裂症っぽくもなったけど」と苦笑い。「でも、両方の作品にジョニーが参加してくれたことは本当に感謝している。昼間は『チャーリー〜』の撮影をして、その後引き続き『コープス〜』の収録をしたこともあった。便利ではあったけど…やっぱり大変だったよ」と話していた。

今後も、奇妙でユニークな活躍が期待できそうなジョニー&ティムの名コンビ。2人のコラボレーションが堪能できる『チャーリーとチョコレート工場』(上映中)と『ティム・バートンのコープス・ブライド』(10月公開予定)、お見逃しなく!
《text:cinemacafe.net》
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