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ベン・アフレックの監督デビュー作、英国での公開が中止に

ベン・アフレックの長編映画監督デビュー作『Gone Baby Gone』(原題)は先頃完成し、9月5日、フランスで開催中のドーヴィル映画祭でお披露目上映されたが、その後予定されていたロンドン・プレミア、および英国での公開が配給元のブエナビスタ・インターナショナルUKの判断により中止になった。

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ドーヴィル映画祭に出席したベンとケイシーのアフレック兄弟 -(C) AFLO
ドーヴィル映画祭に出席したベンとケイシーのアフレック兄弟 -(C) AFLO
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ベン・アフレックの長編映画監督デビュー作『Gone Baby Gone』(原題)は先頃完成し、9月5日、フランスで開催中のドーヴィル映画祭でお披露目上映されたが、その後予定されていたロンドン・プレミア、および英国での公開が配給元のブエナビスタ・インターナショナルUKの判断により中止になった。

フランスの観客からは好評を得たこの作品、実は現在英国中を揺るがしている幼女失踪事件と内容が酷似しているのだ。今年5月、ポルトガル南部の保養地で英国の医師夫妻の娘のマデリン・マクカーンちゃんが宿泊先から姿を消した事件は記憶に新しいはず。9月になって、マデリンちゃんの両親が事情聴取を受けるという事態に発展している。

ボストンが舞台の『Gone Baby Gone』(原題)だが、4歳の幼女が行方不明になるスリラーで、幼女を演じる子役の名前が奇しくもマデリン・オブライエン。身体的特徴も似ているという。1歳の娘の父でもあるベンは「生死が懸かっている事件解決の方が商業映画の公開より重要だ」と英国側の判断に理解を示している。全米では10月19日に公開予定。



弟のケイシー・アフレックとドーヴィル映画祭に出席したベン。ケイシーは主演を務めている。

© AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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