「スピード感もあって、爽快な気分になれる映画」斉藤慶太が走り屋を演じる

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『スーパーカブ』 斉藤慶太 photo:Yoshio Kumagai
  • 『スーパーカブ』 斉藤慶太 photo:Yoshio Kumagai
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蕎麦屋やラーメン屋の出前用はもちろん、街中でもよく見かけるバイク、スーパーカブ。ごく庶民的なバイクがレースの中心となる『SUPER CAB スーパーカブ』が公開中だ。本作で、元・走り屋でありながら、スーパーカブを駆使した出前ライダーとなる武史を演じた斉藤慶太に話を聞いた。

この奇想天外なストーリーである本作の脚本を最初に読んだときに「面白いと思ったけど、出来るかどうか自信がなかった」と言う。
「やっぱりバイクのシーンが多いので、僕に出来るのかな…って。レースシーンやアクションのシーンが結構あるんですよ。普通だったらスタントの人がやるようなシーンも、出来れば自分でやりたいというのもありましたし。実際に、僕もバイクに乗るんですよ。いまは普通に街乗りバイクなんですけど、前は大きいバイクに乗ってました。だから撮影もすごい楽しくて。監督に『スタントの人来てるから』って言われても、『僕がやりたいんですけど』って自分から言ったりしました」。

何とも頼もしい言葉だが、撮影中は苦労も多かったのでは?
「いや、あんまりないですね…。でも、水たまりがあったりして、地面がすごく滑るときに、後ろに積んでいた荷物を落としちゃったことがあるんです(笑)。出前中なので、本当は蕎麦が入っているべき場所に、撮影なので、マイクとか機材が入っていたんですよ。そうすると荷物に気を遣っちゃうんですよね。すごい緊張しました。それに後ろが不安定だったりだとかすると、運転だけに集中できなくて、1回で出来るかなと不安になったりもして。武史と幼なじみの美緒役の倉科(カナ)さんと2人乗りするシーンも気を遣いました。やっぱり女優さんだし…。(2人乗りのシーンの)撮影では、車で牽引してないところもあるんですよ。しかもカブって2人乗り用に作られていないから馬力もそんなにないし、怖かったですね。僕が転んだら後ろに乗ってる倉科さんがケガしちゃって、僕は大変なことになる(笑)」。

武史というキャラクターを演じるにあたって、斉藤さんはかなり監督と話し合ったそうだ。
「どうしたらいいのか分からなくなると、『こういうときってどんな感じなんですか?』ってすぐに聞いたりもしました。後はとにかく自分でやってみて、『こんな感じですか?』って聞いてみたり。でもこの映画はアクションだし、監督は、『武史をかっこよく撮るのが僕の仕事だ』っておっしゃってくださったので、『じゃあ、がんばります!』って(笑)」。

役作りに関しては、「ひたすら台本を読んだ」そう。
「それから、友達のカブに乗せてもらいました。カブってギアチェンジが普通のバイクと違うので難しいんですよ。それにクラッチもないですし…。しかも、映画で使ったバイクは撮影用にいろいろ改造してあるから余計に。ボアップっていって、本来のカブは90ccなんですけど、125ccに馬力を上げているバイクなんです。だから気を付けないとウイリーしちゃったりもして。それが怖かったです。あとは美緒と武史がイイ感じになるんですよね。幼なじみなんだけど、武史の方が想いを寄せていたりする。友情もありつつ、恋愛感情もある、というバランスを取るのに少し苦労しました。普段、バイクを飛ばしてるヤツって実際はどうなんだろうな、って考えてみたり」。

演技の魅力は「他人になれること」と語る斉藤さん。バラエティや「王様のブランチ」では表現できないキャラクターを出せるところに惹かれるのだと言う。「芝居が楽しい!」と充実した表情で話す斉藤さんに、シネマカフェ読者へメッセージをもらった。
「(バイクの)カブがアクションというのは前代未聞だと思いますし、本当にいままでないアクション映画になっています。スピード感もあって、観終わった後には爽快な気分になれる映画です。『よし! 明日からまた頑張るぞ!』って気分になれると思うので、ぜひ多くの人に観てもらいたいです」。

《photo:Yoshio Kumagai》
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