男の嫉妬は女の“100倍”…「男たちを見返せ」厨房に生きた女

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『大統領の料理人』-(C)  Les Saveurs du Palais (C) 2012-Armoda Films-Vendome Production-Wild Bunch-France 2 Cinema
  • 『大統領の料理人』-(C)  Les Saveurs du Palais (C) 2012-Armoda Films-Vendome Production-Wild Bunch-France 2 Cinema
  • エリゼー宮 Getty Images
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  • 『大統領の料理人』ポスター-(C)  Les Saveurs du Palais (C) 2012-Armoda Films-Vendome Production-Wild Bunch-France 2 Cinema
  • ミッテラン大統領 Getty Images
めくるめくご馳走、口に運んだ時の衝撃と驚きの痛快さの表現が、世界中の批評家たちをうならせ、舌鼓を打たせたと話題の、映画史上もっとも"美味しい"一本が、グルメの国から届けられた。

主人公は、フランス料理界の大御所ジョエル・ロビュションの紹介で、男の世界だった厨房に抜擢された女性料理人・ダニエル。男の嫉妬が渦巻く中、新たな挑戦の場で奮闘し続けた女性の、勇気と真実の物語『大統領の料理人』

フランス大統領官邸史上、唯一の女性料理人として1980年代に2年間フランスの“国父”ミッテラン大統領に仕えた、ダニエル・デルプシュの体験をもとに描かれる――。

当時、厨房は完全に男の世界だった。料理長は全体の動きに目配りし、時折、指示を出す。すると間髪を入れず「ウィ、シェフ!(了解、料理長!)」と唱和される。完全に統率された男の集団だった。

主人公はジョエルの紹介で大統領専属の料理人になったにもかかわらず、先任の料理人たちに白い目で見られ、意地悪をされる。片田舎から女性料理人が落下傘降下でやってきて、饗宴の料理人チームとは関係なく、大統領の個人的な食事を作る地位を得る。加えてさまざまな制約ある饗宴料理と違って、思いっきり腕ををふるえる。しかも大統領のお気に入りになったのだ…プライドの高い男たち、同じ料理人として嫉妬心が湧かないはずがない。

職場のエリゼ宮には約800人が働く。このうち饗宴の指揮系統は、エリゼ宮事務局長(官房長官)を頂点に、“儀典長→執事長→執事”となる。主人公は執事と同格で、本来、執事長が直属の上司である。しかし主人公はそんなヒエラルキーを無視し、大統領から直々の了解を得て、業者を通さずに直接、しかも値段を気にせず、最高の食材を買い付ける特権を手中にする。

時には、会計担当者の事前了解を得ずに、ポルチーニ茸を手に入れるため郷里まで列車で往復する。料理人たちだけでなく、エリゼ宮の官僚たちに煙たがれるようになるのは必然の成り行きだった…。

ダニエル本人はこうコメントしている。「映画の中でカトリーヌ・フロ演じる主人公はとっても勝気で、男性シェフの嫌がらせにも平気で、言いたいことを言い返し、彼らをぎゃふんと言わせるの。わたしも勝気ではあったけど、当時は、映画の中の彼女ほどは言い返せなかったわ。だから、この映画で私の本当にやりたかったこと、つまり男性シェフたちを見返すことができて、とてもすっきりしているの!」 本人をして太鼓判のこのグルメ映画、見終わった後、爽快感いっぱいになること必至だ。そして美味しいフランス料理を食べたくなることも。

『大統領の料理人』は、9月7日(土)より、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》

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