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フジテレビヤングシナリオ大賞が「人生ごっこ」に決定、12月ドラマ化

フジテレビヤングシナリオ大賞が『人生ごっこ』に決定、12月ドラマ化!

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 坂元裕二(「東京ラブストーリー」、「最高の離婚」など)や野島伸司(「101回目のプロポーズ」、「高校教師」など)といった人気脚本家を輩出してきた、「フジテレビヤングシナリオ大賞」の第25回の受賞作品が決定し、19日、東京・台場のフジテレビにて記者会見が行われた。

 大賞を受賞したのは、漫画編集部で編集者の苦悩と恋愛模様をコミカルに描いた作品『人生ごっこ』。作者の小山正太(26歳)は、同時にダメ男との関わりから自信の葛藤を乗り越えていく女性の姿を軽快なテンポで爽やかに描いた作品『オナラまで、愛して欲しくて、三千里』でも佳作を受賞。会見の席で小山は「就職活動性の時からフジテレビに入りたくて就職活動をしましたが、1次面接で落ちてしまいました。今回、19本の作品を送ってパワープレイで賞をいただきました(笑)。ずっと好きだったフジテレビで賞をいただけたことは、自分の人生の誇りだと思っています」と喜びを語った。そして、大賞受賞作品の『人生ごっこ』は、主演・盛岡龍、脚本・小山正太、演出・金井紘、プロデュース・三竿玲子で今年12月にドラマ化も決定しており、これについて小山は「正直、最初はプレッシャーばかりでした。プロデューサーたちと打ち合わせをする中で、プレッシャーをなくして下さり、作品の粗を取り除いていき最高の作品になったと思います。コンプレックスとかを抱えている女子高生やテレビドラマをきっかけに何か変えたいと思っている人たちに見ていただきたいです」と、意気込みを語っている。

 そして、佳作は櫻井秀樹(33歳)の『イエローダイアリー狂想曲』、本田隆朗(28歳)の『駒田准教授とモンキー画伯』の2作品が受賞。櫻井は「これから一日も早く作品を書けるように頑張りたい」、本田は「去年、2次で落ちた作品を一から書き直して挑みました。あきらめずに続けることは有意義だなと感じました」と、それぞれ喜びを語った。

 フジテレビ編成制作局ドラマ制作部部長の臼井裕詞は、「優秀な3人を見つけることが出来た意義のあるヤングシナリオ大賞になったと感じています。文字通りフジテレビのドラマ制作の“エンジン”となっており、過去5年で、ヤングシナリオ大賞の出身者が40作品作ってくれているという実績から見てもわかります。ここで選ばれた才能たちが5年後のフジテレビドラマの屋台骨を担ってもらいたいと思っています」と、受賞者に向けてエールを贈り、「粒ぞろいの良い作品が集まったレベルの高い選考でした。新しい才能と共に新しいドラマを作っていきたいと思っています。ぜひ、応援していただきたい」と語った。

 また、審査委員長を担当したドラマ制作部の宮本理江子は、「今回の選考では、プロットが固められたものではない、新しい切り口の作品を発掘したいと思っていました。あらすじが面白いかどうかより、その中のシーンが面白いか、台詞が面白いか、人物がちゃんと描けているかどうかを評価していきたいと考えて、できるだけ作家と登場人物の心が近い、通い合ったものを選びました」と述べ、『人生ごっこ』については「人物のキャラがしっかりしている。主人公以外も細部までしっかりと描かれ、主人公のためにご都合主義で作られていなくて、色んな矛盾を抱えながら活き活きとした人間が描かれていた」と選考理由を語っている。


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