ココリコ・田中直樹が、バラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』(TBS系列)のロケ中に、ダンゴムシの仲間で、5年間絶食しても生きていることで話題となったダイオウグソクムシの近縁種「オオグソクムシ」のアルビノ個体を発見したことがわかった。田中はこの日、ジャングルポケットの斉藤慎二や漁船の船長であるやいづ親善大使・長谷川久志さん、新江ノ島水族館の根本卓さんらと共に、静岡県焼津市近郊の駿河湾深海450~1400m付近を漁船によるはえ縄漁で調査していた。その最中、はえ縄に付けた筒状の仕掛けを覗くと、通常のオオグソクムシやヌタウナギに紛れた真っ白なオオグソクムシを発見。体が白いだけでなく白に近いオレンジの目をしていたことから、突然変異で体内に色素を持たない個体・アルビノであることが発覚した。長谷川さんと根本さんは、口を揃えて「オオグソクムシのアルビノはこれまで見たことも聞いたこともないです」と語り、大変驚いた様子。田中も「最初は全く実感がわかなかったのですが、プロの皆さんが“これはスゴイ”と言っているのを見て、自分もこれがいかにスゴイのか実感するようになりました。白い個体もたまにいるらしいですが、大体それらは目が黒いそうです。これは目が白に近いオレンジ。明らかに違っていたことから、事の重大さに気付きました」と、世界初かもしれない発見に大興奮をしていた。後日、番組スタッフがアメリカにある世界的な海洋生物研究の権威であるモントレーベイ水族館研究所のリンダ・クーンツ博士およびスミソニアン自然史博物館のマリリン・スコット博士にこの個体について問い合わせたところ「明かにアルビノ。これまで見たことがない、素晴らしい成果です!」とお墨付きを得たそうだ。なお、捕獲されたアルビノ個体は現在、長谷川さんの自宅で大切に飼育されている。この“世紀の新発見”の模様は6月25日(水)24時3分より放送予定。また、18日(水)24時3分からの放送では、猛毒を持つ様々な生物を紹介し、行楽地など身近に潜む猛毒生物への対処法などを特集する。■『アイ・アム・冒険少年』2014年6月18日(水)24:03~24:48(TBS系列)2014年6月25日(水)24:03~24:48(TBS系列)関連リンク