【シネマカフェ的海外ドラマvol.315】第66回エミー賞直前企画vol.2 「ブレイキング・バッド」徹底分析

最新ニュース

「ブレイキング・バッド」/BrBa S1: (C) 2008 Sony Pictures Television Inc.  All Rights Reserved.
  • 「ブレイキング・バッド」/BrBa S1: (C) 2008 Sony Pictures Television Inc.  All Rights Reserved.
  • 「ブレイキング・バッド」/BrBa S1: (C) 2008 Sony Pictures Television Inc.  All Rights Reserved.
  • 「ブレイキング・バッド」/BrBa S1: (C) 2008 Sony Pictures Television Inc.  All Rights Reserved.
  • 「ブレイキング・バッド」/BrBa S1: (C) 2008 Sony Pictures Television Inc.  All Rights Reserved.
  • 「ブレイキング・バッド」/BrBa S1: (C) 2008 Sony Pictures Television Inc.  All Rights Reserved.
  • 「ブレイキング・バッド」/BrBa S1: (C) 2008 Sony Pictures Television Inc.  All Rights Reserved.
“テレビ界のアカデミー賞”と称されるエミー賞の授賞式が、来たる8月25日(現地時間)に開催。まもなく日本放送される新ドラマからおなじみの大人気シリーズまで、授賞式前に知っておきたい要注目作品をチェックしていきましょう。

2本目は、ドラマ・シリーズ部門の「作品賞」を始め、シリーズ最終話の演出と脚本を手がけたヴィンス・ギリガンが「監督賞」と「脚本賞」、最終シーズン第14話の脚本を手がけたモイラ・ウォリー=ベケットが「脚本賞」、そしてウォルター・ホワイト役のブライアン・クランストンが「主演男優賞」、ジェシー・ピンクマン役のアーロン・ポールが「助演男優賞」、スカイラー・ホワイト役のアンナ・ガンが「助演女優賞」にノミネートされた「ブレイキング・バッド」です。2008年に始まり、5シーズン続いた同シリーズですが、昨年の9月に全米放送が終了。「完璧なTVドラマ!」と絶賛する声は、今も鳴り止みません。

物語の始まりは、余命を宣告された化学教師ウォルター・ホワイトが愛する家族に財産を残すため、専門知識を活かしてドラッグビジネスに乗り出すところから。冴えない教師だったウォルターが裏社会で変貌していく様は戦慄を呼ぶと同時に魅力的で、シーズンを重ねるにつれ熱心な視聴者は増える一方、現実社会を反映したリアリティと乾いたブラックユーモアがハード過ぎる展開の中で蠢き、世界中の人々がウォルターの生き様に釘付けになりました。



やはり「ブレイキング・バッド」と言えば、ウォルター・ホワイト! と誰もが思っているようで、シリーズ開始当初からブライアン・クランストンはエミー賞「主演男優賞」を3年連続受賞。スリリングなパートナーシップで結ばれる相棒、ジェシー役のアーロン・ポールにも追って評価が集まり、彼はシーズン3と4が対象になった年に2年連続で「助演男優賞」を受賞しました。また、最終シーズンの前半が対象になった昨年のエミー賞では、念願の「作品賞」を初めて受賞。この受賞傾向からも、勢いが徐々に増していったシリーズだと分かります。

今回のエミー賞で評価の対象になるのは、最終シーズンの後半にあたるエピソード。まさに、シリーズの締めくくりが問われるわけですが、かつて最終シーズンで「作品賞」を受賞した「ザ・ソプラノズ」のように有終の美を飾ることができるのか?

第1回で「True Detective」を取り上げた際、「ノミネートされた全部門を制覇してほしい必見シリーズ」と言いましたが、それは「ブレイキング・バッド」も同じ。今年のドラマ・シリーズ部門はいつにも増して力作揃いです。

さて、シーズン4で強大な敵に立ち向かったウォルターとジェシーに、最終シーズンではどんな運命が襲い掛かるのか。行き着くところまで行ってしまったダークヒーロー、ウォルターの物語はどんなエンディングを迎えるのか。その時、家族やジェシーは? いち早く最終話を目撃したくなるような、けれども観終わってしまうのが哀しいような、そんな最終シーズンになっています。「ブレイキング・バッド」が放送されたこと、そしてウォルター・ホワイトが誕生したことは、もはやTVドラマ史上に残る事件。ぜひ、事件を目撃してください。

■「生中継!第66回エミー賞 授賞式(HD二ヶ国版/同時通訳)」
8月26日(火)8:25~0:30
AXN・AXNミステリー同時生中継 ※ノンスクランブル放送
無料オンデマンド・サービス「AXN Plus」でも同時配信
《text:Hikaru Watanabe》

関連ニュース

今、あなたにオススメ
Recommended by

特集

page top