綾野剛「生きることの難しさ、苦しみを」…純文学を映画化『そこのみにて光輝く』

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綾野剛&池脇千鶴&呉美保(監督)/映画『そこのみにて光輝く』 in モントリオール世界映画祭
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  • 呉美保(監督)/映画『そこのみにて光輝く』 in モントリオール世界映画祭
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今年4月に封切られた、綾野剛の主演映画『そこのみにて光輝く』が、モントリオール世界映画祭の「ワールド・コンペティション部門」へ出品され、記者会見に続いて8月31日(現地時間)、綾野さんを始め、共演の池脇千鶴、メガホンを握った呉美保監督が登壇し、カナダ・モントリオールで舞台挨拶を行った。

短い夏を迎える函館を舞台に、愛に恵まれずに生きてきた男女が命をかけて愛し合う姿を描く本作。上映前の舞台挨拶で「今ようやくモントリオール映画祭の風を感じています」と語った綾野さん。「映画を通して、文化を超え多くの方とコミュニケーションをとれることを大変嬉しく思っています」とコメントし、現地の映画ファンたちから歓声を浴びた。

そして、映画を観終えたばかりの観客の前に再び登場した3人。原作となったのは、およそ20年前の純文学で、何度も「芥川賞」の候補に挙げられながらも、ついぞ光を浴びることなく自ら命を絶った作家・佐藤泰志が残した唯一の長編小説。

綾野さんは「具体的にどのシーンが(印象に残っている)とかはないですが、2人の世界観を感じてほしいです。物語は終わってしまいますが、2人のこのあとを想像して欲しい。生きることの難しさ、苦しみを改めて考えていただきたいです」と作品について語る。
最後に、どのような気持ちで役を演じたのか? と質問が飛ぶと、綾野さんは「僕自身が非常に大事にしたことですが、スタッフの皆さんのことを心から信頼していました。信頼していたからこそ、全身全霊で演じることができた役だと感じています」と言い、過酷な日々を生きるヒロインを演じた池脇さんは「台本を見たときに、私が演じた役に関して色付けは必要ないと思いました。自分らしさをあえて出さずに演じさせていただきました」と撮影をふり返っていた。



『そこのみにて光輝く』はテアトル新宿ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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