『ガラスの仮面』作者・美内すずえ氏、「次のテーマは日本」と次回作の構想を語る!

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“ソーシャル・メディアのカリスマ”津田大介がメインキャスターを務める、CSテレ朝チャンネル2で放送中の報道番組『津田大介 日本にプラス』に、女性漫画の金字塔『ガラスの仮面』の作者・美内すずえ氏が、10月9日(木)の放送で初登場する。この収録後、津田と美内氏がマスコミの取材に応じる中で、美内氏からなんと次回作の構想についても語られた。

『ガラスの仮面』は、1976年に連載が始まり39年を迎えた今でも連載が続き、発行部数は5000万部以上を誇る日本漫画における大ベストセラーの1つ。これまで、2度のテレビアニメ化や、ドラマ化、舞台化など漫画のみならず多数の媒体でも展開されている。今回番組では、その『ガラスの仮面』について、この作品が生まれるまでの背景や、美内氏の一番思い入れのあるキャラクター、さらに、これだけ長く愛される作品を作る秘訣などについて深くトークが展開する。

まず取材では、自身はあまりTVには出ない方がよいという考えを持っている美内氏が、その理由について「読者が持っているイメージがありますので、作品だけ前に出ていって感動してもらう方が、“こんなおばさんだったんだ~”って夢を壊さないですみますから(笑)。私自身、タレントさんみたいなことはできないですし、どちらかというと漫画に集中したい」と明かした。そんな美内氏が、今回出演を決めたのは「珍しい切り口の番組ですので、まず面白いと思いました。ぜひ津田さんにお会いして、ITがこれからどのようになっていくのかなど、その未来ついてお話したかった」と。さらに美内氏は「電子書籍で漫画を次から次へと載せるだけでなく、物語を世界に発信するとしたら、インターネットでどういった配信の方法があるのか、それによって漫画の描き方も変わってくると思いますし、そういったお話ができたらと思っていました」と津田との対談を楽しみにしていた様子で語った。

さらに、「漫画だけでなく、このインターネットの世界がどんな風に発展していくのかなというのは、まだまだこれからの世界。未来がわからない世界って面白いなと思いますので、とても興味を持っています」とITについても高い関心を示す美内氏だが、電子媒体の普及によって「新聞や、雑誌といった紙媒体が売れなくなってきているということに対しては、やはり危機感はあります。しかし、昔、テレビが出た時に“新聞が売れなくなるのでは?”とか、テレビの時も“映画が廃れるのではないか?”とかありましたが、映画は映画でまた別の手法で盛り返してきています。なので、紙媒体にこだわらなくても良い時代に入ってきているんじゃないかなと。これまでは、右ページ左ページ、左ページの下には、次のページをめくりたくなるようなコマを必ずいれるとか、漫画上の演出がありますので、紙を意識して書いていたわけですが、WEBですとまた違い、コマ割りにこだわらなくてもいい時代になってくるかもしれないですし、映画を一本作るような気持ちで表現していくのも手なのかもしれません。時代時代によって、広がりがどういう風に変化していくか、その変化の仕方が大事なような気がします。でもまさか、こういう時代がくるというのは、ちょっと思っていなかったんですけどね(笑)」と語っていた。

その時代の変化に合わせ、『ガラスの仮面』でも主人公のマヤに携帯電話を持たせるかどうか、かなり考えたという美内氏。実際に携帯電話を取り入れ「昔から読んでくださっている方には、あまりに唐突でしたので、“これはないだろう!”という反応がくると予測していました。しかし、この作品は、若い読者もついてくるわけですので、彼らにとってみれば、黒電話でかけていると、“これって?”となってくるわけですよ。しかし、その時大騒ぎになっていても、あと10年たったら何とも思われなくなる」と語り、長く続く作品だけに、「新しい読者もすんなり入ってこられるようにしたい」と作品作りへの考えを述べた。

そして、『ガラスの仮面』の大ファンという津田からは、「高校生か、大学生の頃でしたが、読み始めたら面白くて、2日くらいかけて寝ずに読み続けたという記憶があります。そういう意味では、もう“伝説の方”です」と。これに対し、美内はすかさず「まだ伝説にしないでください(笑)、現役ですから」と笑顔を見せる一幕も。そんな“伝説”を今回ゲストに迎えての収録を振り返り、津田は「面白いエピソードの連続でした。また、僕にとっての謎解きがいっぱいありましたので……。中でも、世の中に面白い作品が沢山ある中で、『ガラスの仮面』だけが、“なぜ連載の長さもファン層の広さも特別なのか”、そこの答え合わせができたような感じがしました」と充実の様子。そして美内に「僕は、『ガラスの仮面』の完結ももちろん気になりますが、次の作品も楽しみにしています」と。すると美内から「実は、だいぶ前から頭にありまして、次のテーマは日本だと思っています。いろんな意味で、日本の精神文化が生まれるようになった超古代の日本ってどうなのか。今取材も沢山しています」と次回作に向けて動き出しているという話も飛び出した。

最後に美内氏は「何年か前に70代の方から“私の寿命がある間に『ガラスの仮面』を完結させてくださいね”って言われたことがありまして……。でも、決してラストを書くことを諦めているわけではないので、見守っていてください。そして、健康で長生きしてください!」とファンに向けてメッセージを送った。

番組では、津田が話すように、『ガラスの仮面』の魅力について様々な角度から掘り下げている。この模様は、CSテレ朝チャンネル2で10月9日(木)の20時より放送される。

■『津田大介 日本にプラス』
2014年10月9日(木) 20:00~20:50ほか(CSテレ朝チャンネル2)

【MC】津田大介(メディア・アクティビスト)
   下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)

【ゲスト】美内すずえ(漫画家)


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『ガラスの仮面』美内すずえ 公式サイト
《編集部@テレビドガッチ》

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