主演・水谷豊とは初共演。水谷vs仲間がどんな対決を見せるのか、注目だ。仲間の役どころは、警察庁から日本政府の情報機関「内閣情報調査室」へ出向中の社美彌子役で、国家の機密を握る謎多き女として登場する。特命係とどう相まみえ、どんな「変化」を巻き起こすのか！
今回の出演に対し、仲間は「長い歴史のある人気シリーズ『相棒』に、ゲスト出演のお話を頂き、大変光栄に思っております」と喜び、水谷との共演については、「お芝居では初めての共演でしたので、大変緊張して撮影に臨んだのですが、実際に現場でお会いすると、とても穏やかな優しい方で、あたかもずっと相棒のレギュラーメンバーであったかのように、温かく輪の中に迎え入れて下さいました」と感想を述べた。また、『ごくせん』、『TRICK』でも共演している成宮については、「久しぶりにお会いしたら、とても頼もしく男らしくなられていたので大変驚きました」と語り、「面白い作品になるよう撮影を頑張りましたので少しでも多くの方に楽しんで観て頂けたらいいなと思っております」と。
そんな仲間を迎え、水谷は「『相棒season13』第一話の重要な役柄なのですが、仲間さんに演じて頂いて本当に良かったです。そして、仲間さんの声って心地が良いんです。長台詞を聞いていると気持よくて眠ってしまいそうでした（笑）」と笑顔。また、仲間との共演経験がある成宮は、「仲間さんは俳優として歩み始めた時に共演させて頂き、影響を受け、自分にとってかけがえの無い先輩です。仲間さん演じる社美彌子は、ミステリアスなキャラクターですが、相棒の中でも輝いていました。初めての共演は先生と生徒という立場でしたが、久しぶりにお会いしてもどこかその距離感で接し、お芝居出来た時間が幸せでした」と語っている。
[第1話あらすじ]大学准教授の日下栄介（浅野雅博）が何者かにより殺害される。捜査一課の伊丹憲一（川原和久）と芹沢慶二（山中崇史）はさっそく捜査に加わるが、お呼びのかからない特命係の杉下右京（水谷）は帰宅の途へ。相棒の甲斐享（成宮）も、恋人の笛吹悦子（真飛聖）に仕組まれ、犬猿の仲の父親、甲斐峯秋（石坂浩二）との不本意な食事会に臨まされていた。そこに、右京から夕食を誘う電話がかかってくる。享はその誘いに飛びつくと、仕事と偽って大人げなくも二人を置き去りにし、右京が待つ『花の里』へ。そこには、右京とともに特命係に面識のあるホームレスの吉田一郎（松尾貴史）がいた。右京の退社を待ち伏せし、唐突に姿を現した一郎は、右京に夕飯をおごるようねだってきたのだ。たかりとも思える一郎の要求に応じたうえ享を誘い出した右京には、ある見込みがあった。ただのホームレスではない一郎の要求には、それに相当する有益な対価があるはず…。はたして、一郎は飲食代の対価として、ゴミ箱から拾ったバラバラの紙片を、一枚につなぎ合わせた紙を右京たちに差し出す。そこには、先日、歩道橋から転落し事故死として処理された男性の個人情報が、顔写真入りで事細かに記されていた。事件性を確信した右京と享は、さっそくその紙を鑑識に持ち込み、米沢守（六角精児）に指紋の検出を依頼する。また、男性の転落現場へと足を運び、街頭防犯カメラの映像を入手。肝心の転落場面は映っていなかったが、驚いたことに、通行人の中に殺害された日下の姿が映り込んでいるのを発見する。さらに、米沢に頼んでいた紙片からは警察庁から内閣情報調査室に出向中の、社美彌子（仲間由紀恵）の指紋が検出される……！ 急ぎ美彌子との面談を取り付けた右京と享は、その紙が、ロシアのスパイに協力していた日本人リストの１枚であることを突き止める。同時に、美彌子が保管していた７人のリストがファイルごと紛失していることが発覚。リストには小倉、日下、そして前日に殺害されていた新聞記者の若島博文（鎌倉太郎）の名前も含まれていた。一見、無関係に思えた事故と事件。そこには国家の陰謀が!?
■『相棒season13』初回2時間スペシャル
2014年10月15日(水) 20:00 ～テレビ朝日系列
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