香川照之「息子と一緒に見たい」広末涼子はアニメ声優初挑戦で苦労『名探偵コナン』アフレコ参加

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青山剛昌による大人気漫画「名探偵コナン」連載20周年を記念したテレビアニメ2時間スペシャル『名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』が、12月26日(金)21時から日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で放送される。この度、都内スタジオでアフレコが行われ、香川照之、広末涼子が声優として参加した。

本作ではアニメ『名探偵コナン』と実写映画『鍵泥棒のメソッド』による奇跡のコラボが実現。香川は伝説の殺し屋・コンドウ、広末は女性編集者・香苗という約2年前に同映画で演じた役柄を、今度はアニメで演じることに。広末はアニメのアフレコ初挑戦となる。収録後、香川と広末はコナン作品の魅力、アフレコの感想、見どころなどを語った。

『鍵泥棒のメソッド』で監督・脚本を務めた内田けんじが、本作でアニメの脚本に初挑戦。記憶喪失になったコナンはコンドウが関与する爆弾テロ事件に巻き込まれ、香苗も別件で小五郎に仕事を依頼。多くの登場人物が複雑に絡み合い、物語は衝撃の結末へと突き進む。広末と香川は、最初に出演オファーを受けた時、どんな作品になるのかイメージが全く掴めなかったという。香川は「“どういう事!?”って思いましたね。実写で出て、アニメの絵に合成するのか、何なのか想像もつかなかったです。コンドウと香苗、桜井がアニメになって出ると聞いて、なんて無茶な事をするんだろうなと思いました。そこに本人が声をあてて、内田監督が脚本を書くと聞いて、まぁ強引な企画、何でもアリだなと思いましたね(笑)」とコメント。広末も「最初、コナンのストーリーの中に映画の『鍵泥棒のメソッド』が出てくると思って。そうではなく、映画から飛び出したキャラクターがアニメの世界で動くということなんですよね。想像以上でした」と感想を語った。

今回のアフレコでは、表情や仕草など体全体で演じた役柄を声だけで演じた二人。香川は「公開から2年以上経っていて、こんなケースはなかなかないと思うんです。一度おもちゃ箱にしまったキャラクターがまた出てきたみたいな感じで、すごく懐かしかったです。実写の映画のキャラクターがアニメーションの中に入っていって、不思議な体験でした。非常に面白い体験ではあったんだけど、いざやってみると、録音監督と内田監督が求めるキャラクターは違う感じで、今回はコナン少年と相対するコンドウ、香苗という形での演技だったので新鮮でした。やっぱりアニメではアニメの声があるんだなと思いました」と楽しみながらも苦労した点を明かした。アフレコ初挑戦の広末も、「映画の撮影から2年以上経っているので、忘れているかなと思いきや、映画で演じた香苗という役が意外と体に残っていました。淡々とした計画的な女性なので、つい映画の時のキャラクターのまま、あまり抑揚なく喋ってしまって……。そうすると、アニメーションだとわかり辛く、そこまで香苗に忠実でなくてもいいという演出を頂いたので、最初は映画の役とのギャップに苦戦しました」と、難しかったと語った。本番中は緊張感があったが、撮影の合間は久々の再会にリラックスムードの香川と広末。本番後は着ぐるみのコナンと記念撮影をして奇跡の共演を楽しんでいた。

この作品では映画の後の世界が描かれていて、映画のファンはアナザーストーリーとしても楽しむことができる。香川は「本を読んでみたら『鍵泥棒のメソッド』をちゃんと受けたエピソードになっていて、よく作ったなと思いました」とコナンワールドに映画の色も出ている脚本の感想を語った。コンドウと香苗は結婚した設定で、香川は「さすが内田監督と思いました。映画のハッピーエンドの後にちゃんとそうなっているので、これはすごいなと。ちょっと堅いような、よそよそしいような。でもちゃんと夫婦になっている感じが内田さんワールドで、それが青山さんの絵の中でうまく出ていましたね。逆に実写で見てみたい」と語り、広末も「本当ですね。結婚しても変な二人(笑)」と同調した。この日、香川と広末は映画にも登場するレストランで二人きりの食事シーンを収録。香川は「食事のシーンはロケしたところで、思い出に残っていますからね。“塩?”(映画のセリフ)みたいな(笑)」と2年前の記憶が蘇った様子。広末も「懐かしかったです」と感慨深げだった。この日、副調整室から二人の収録の様子を見守った内田は、「素晴らしい。久しぶりに娘にあったような……。感動しましたね。至福の時間だったなぁ」と興奮していた。

今年、「名探偵コナン」は連載20周年。アニメは来年、劇場版は再来年に20周年を迎える。これだけ長い間、コナンがたくさんの人から愛される理由について、香川は「ストーリーとかがちゃんとしているところですね。実写化できないくらいのスケールになっているのもあるし、お子様向けだったり家族向けだったりするアニメーションだと思うんですけど、作っている後ろ側は超真剣に複雑なことをやっている。その支えっぷりが僕はあっぱれだと思います。本来は高校生の子がこうなってしまったという事なので、その人生の不幸さを思わずにはいられません(笑)」とユーモアを交えて人気の理由を分析。20周年と聞いた広末は「私も今年20周年。コナンとデビューが一緒でした。すごく良い生まれ年、豊作の年なんですかね(笑)」と茶目っ気たっぷりにコナンと“同期”であることを喜んだ。続けて、「コナンくんの声のトーンの幅の広さに、ゾクっとさせられますね。突然、子どもっぽく“おじさーん”と言ったりするのに謎解きの時はすごく低い声で、渋い声。そのギャップに心を掴まれます。アニメーションで見ることが多いですけど、謎解きは私が見ていてもわからないことが多いです。大人が見ても入り込めるストーリーが素敵だと思います。今回も複雑ですよね」とコナンの魅力について語った。香川は「複雑ですよ。しかもこれを内田監督が書いている訳ですから。複雑な人たちが集まっちゃって大変な事になっている(笑)」とこの作品も先が読めない展開になっていることをアピール。香川は小五郎、広末はコナンが好きなキャラクターだという。

実は香川の息子はコナンの大ファン。今回、コナンは銭湯で足を滑らせ、頭を打って記憶喪失になるが、これは『鍵泥棒のメソッド』のコンドウが記憶喪失になる名シーンと同じ。香川は「アフレコ用に編集された絵だけのDVDを頂いて、コナンくんが風呂場ですっ転んでいるシーンを息子が見て“おーっ”って言っていましたね(笑)。素晴らしい、改めてあれは名シーンだったなと思いました。画角も全部一緒でした」と語った。香川は「できれば一緒に見たいと思いますね」と26日のオンエアを息子と一緒に見るつもりであることも明かした。

最後に二人は、見どころを含めてファンにメッセージ。香川は、「映画『鍵泥棒のメソッド』の中で演じたコンドウという役で『名探偵コナン』に出るという不思議な体験をさせて頂きました。このような伝統ある作品に映画のキャラクターで出られて、非常に楽しい思いをさせて頂きました。『江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』は内容も非常にスリルがあって面白いものになっているので、家族皆さんで楽しんで頂きたいと思います」と。広末は、「実は私はアニメの声優は今回が初めてです。なかなか苦戦しましたが、本当にハラハラドキドキ、1秒も見逃せないすごいアニメになっています。是非楽しみにして下さい」と、それぞれPRした。

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『名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』公式サイト
《編集部@テレビドガッチ》

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