【インタビュー】オーランド・ブルーム、“レゴラス”と生きた13年間『ホビット』

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オーランド・ブルーム/『ホビット 決戦のゆくえ』ワールド・プレミア (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
  • オーランド・ブルーム/『ホビット 決戦のゆくえ』ワールド・プレミア (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
  • 『ホビット 決戦のゆくえ』 (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
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  • レゴラス(オーランド・ブルーム)/『ホビット 決戦のゆくえ』 (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
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  • イアン・マッケラン&アンディ・サーキス&オーランド・ブルーム/『ホビット 決戦のゆくえ』ワールド・プレミア (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
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  • オーランド・ブルーム/『ホビット 決戦のゆくえ』ワールド・プレミア (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
映画史に残る伝説を創り上げた『ロード・オブ・ザ・リング』の60年前の世界を描く『ホビット』シリーズの完結編『ホビット 決戦のゆくえ』。レゴラス役として、彗星のごとく現れたオーランド・ブルームは、公開時は24歳。あれから13年――彼も37歳となり、ハリウッドを支えるスターにまで成長した。

そんなオーランドに、レゴラス役についての撮影秘話や、もうすぐ4歳になる息子のことなど、たっぷりと語ってもらった。

『ロード・オブ・ザ・リング』では、原作であるJ・R・R・トールキンの「指輪物語」を基に役作りをしたオーランド。自身のキャリアを確立したキャラクターと語るレゴラス役だが、『ホビット』シリーズの原作「ホビットの冒険」に、レゴラスは登場しない。しかし、逆にそれが功を奏したと話す。

「解放感があって演じやすかったよ。トールキンは他界しているので、いまでは『指輪物語』や『ホビットの冒険』の権威は、ピーター(・ジャクソン、監督/脚本)、フラン(・ウォルシュ、脚本)、フィリッパ(・ボウエン、脚本)と言っていいと思う。ピーターは、およそ18年間も、ずっとこの世界に生きてきたんだ。だから彼が指揮を執る『ホビット』でレゴラスを演じるならば、彼のバックストーリーをある程度、自由に考えられるし、追求できる。そんな機会を与えてくれて、とても嬉しかったよ」。

レゴラスといえば、“ブロンドの長い髪”と“弓矢”を思い浮かべるだろう。見事な弓さばきで、オークだけでなく、世界中の女性のハートも射抜いたわけだが、激しい戦闘シーンも、もちろんオーランド自身がスタントを行っている。美しく華麗な舞う姿は、オーランドだからこそ実現したのだ。

「トレーニングをすることで、キャラクターに入り込みやすくなる。アーチェリーや剣の練習をしたよ。剣さばきは、かなり上達した。どんなにリハをしていたとしても、現場で変更になることが多いんだ。僕はかなり上手くなったので、当日に相手のスタントマンと打ち合わせるだけで、対応することができたよ。ピーターはどんどん新しい考えを思いつくから、僕らもそれについていけるようにしないとね。スタントも、ほぼ自分でやった。殺陣はすべてやったよ。あまりに危険なシーンだけ、デジタルのダブルで処理してる。人間には不可能なことがあるからね」。即興に近い演技が、物語をよりリアルにしたのかもしれない。

さらに「いつか息子と一緒に三部作を一気に観たいんだ」と語るオーランドは、来年1月6日で4歳になる息子フリン君を撮影場所に連れて来ていたようだ。「『ホビット』の撮影のときに、現場に来たんだ。メイク中に、息子をひざの上に座らせたんだよ。メイクを取るときも同じようにしていたんだけど、“うわっ”と驚いていたよ。でも本当に幼いときだったから、いまはきっと覚えていないだろうね」とパパがレゴラスに変身する姿は衝撃だったよう。

『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズの中でも、ダントツの人気を誇るレゴラス。世界中から熱狂的なファンが多い中、オーランドはソーシャルメディアよりも実際に会って交流をしたいという。その言葉を裏付けるように、オーランドは今年コミコンにも出席した。

「サンディエゴを訪れたのは初めてだった。この映画を純粋に愛してくれる人たちと会える機会なので、最高だったよ。ファンには感謝の気持ちでいっぱいだった。確かに僕はソーシャルメディアを使っていないから、ファンと触れ合う機会は少ないかもしれないけど、だからこそコミコンで彼らに会えたときは、本当に嬉しかったんだ。キャストと同じタトゥーをいれてる人や、コスプレをしてる人にも会ったよ」と楽しそうに思い出をふり返る。

『ロード・オブ・ザ・リング』三部作が完結した時に別れを告げた世界へ、また戻ってきたオーランドだが、今回は2度目の別れ。心情的な違いはあるのだろうか。

「そうだね。『ロード・オブ・ザ・リング』の1作目は、僕にとって初めての本格的な映画体験だった。だからとても大きな意味を持つんだ。『ホビット』シリーズも、そこから派生したものだから、とてもエモーショナルだね。僕の最後のテイクを撮影するとき、ピーターは『ロード・オブ・ザ・リング』の音楽をかけてくれた。最後のテイクのときは、スタントマンが“ハカ(ニュージーランドの民族舞踊)”を踊っていたよ。あれはすごかったね」。

最後に、レゴラスに込めた想いを聞いてみた。

「僕たちはレゴラスのバックストーリーを考えることができた。レゴラスの瞳から『ホビット』でのエルフの歴史が伺える。レゴラスが、のちに『ロード・オブ・ザ・リング』で進化していく理由が分かると思うんだ。なぜ孤立したエルフになったのか。指輪の旅に出ることに合意したのは、彼の父親が問題としていたことで、難しいことだったからだ。彼はその歴史をすべて見ているんだ。だから、そういう意味で指輪の旅における目であり耳となる存在だね。エルフの歴史は、彼の体験から知ることができる。そんな役を演じられて、とても幸せだったよ」。
《text:cinemacafe.net》

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