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現代女性の性意識に刺激を! 名作ピンク映画を紐解く「ピンクシネマ祭」開催

近年、“セックス離れ”がいわれて久しい日本。先日発表された「第6回男女の生活と意識に関する調査」(男女3,000人対象/(社)日本家族計画協会)でも、既婚カップルの40%以上がセックスレス状態だという。また、

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ピンクシネマ祭「ピンクシネマデビュー」
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近年、“セックス離れ”がいわれて久しい日本。先日発表された「第6回男女の生活と意識に関する調査」(男女3,000人対象/(社)日本家族計画協会)でも、既婚カップルの40%以上がセックスレス状態だという。また、セックスについて「あまり/まったく関心がない」もしくは「嫌悪している」と感じている男性は、16~19歳で3割超、20歳代で2割超、さらに女性では16~19 歳で実に6割、20代でも3割超がそう感じているという、驚きの“性事情”が明らかとなった。

そんな中、映画を学ぶ女子学生たちが選んだ “ピンクシネマ”の1日限りの上映会が、ラブホテル街として知られる渋谷・円山町の映画館ユーロライブにて開催されることが決定した。

上記の調査の結果は、若い男性たちが萌え系やアイドルなど非現実的な対象へ関心が傾いているためなのか、若い女性も同じ傾向があるのか、それは定かではないが、その一方で、“現代女性は強い”“肉食系”などともいわれている。女性用AVビデオや女性誌のSEX特集が大人気となったり、赤裸々な性描写のある映画への関心が高まったりと、女性の性への観念は、どこか変わり始めている様子だ。

そこで、今回開催されるのが、映画を学ぶ女子学生が中心になって選んだ“ピンクシネマ”の上映会。ピンクシネマは、男性だけが見るもの、あるいは過激というイメージがあり、なかなか女性がすすんで観る機会はない。だからこそ、いつの時代も社会の裏側を流れてきた名作ピンク映画を紐解くことから、若い女性の性意識にメスを入れるという試みだ。

美しくも刺激的なビジュアルと、女たちの愛と官能を描くピンクシネマには、女性の“リアル”に深く切り込んだ作品ばかり。いままさに映画界の一線を走る巨匠たちの基盤となった多くの作品の中から厳選した4作品を、1日限り、豪華ゲストによるトークライブ付きで2本立て特集上映を行う。

「からっぽな 90年代」と題されたプログラムAでは、『超能力研究部の3人』『苦役列車』の脚本で知られる いまおかしんじ (今岡信治)の衝撃のデビュー作『彗星まち』、人気絶頂の折に急逝した女優・林由美香の出演作『ハートブレイク 殺人事件』を上映。プログラムB「タブーに惹かれる女たち」では、『こっぱみじん』が国内外から評価を受けた田尻裕司監督の隠れた名作『背徳の森』、蒼井そらのピンク映画デビュー作『つむぎ』を上映する。

これまで見ていた、“映画観”がそのものを変えるかもしれない、初めてのピンク映画体験。女性専用シートあるというから女性同士で気軽に足を運べるのも魅力的だ。晩婚化、少子高齢化の張本人のようにいわれる我々女性たちも、ピンク映画からその性を改めて見つめ直してみては?

ピンクシネマ祭「ピンクシネマデビュー」は2月28日(土)、渋谷・ユーロスペース内ユーロライブにて開催。
※公式サイト:http://pinkcinemadebut.web.fc2.com/
《シネマカフェ編集部》

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