元プロテニス選手の杉山愛、女性&アスリートの視点で『アメリカン・スナイパー』の感動を熱弁!

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杉山愛/『アメリカン・スナイパー』女性限定試写会
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アカデミー賞「作品賞」「主演男優賞」を含む6部門ノミネートのクリント・イーストウッド監督・最新作『アメリカン・スナイパー』のシネマカフェによる女性限定試写会が2月15日(日)に開催。上映前に元プロテニスプレイヤーの杉山愛によるトークイベントが行われた。

イラク戦争に従軍し、米軍史上最高の狙撃手と言われた実在の人物の自伝を映画化。国のために戦い、英雄と称されると同時に家庭では良き夫、父親であった主人公が戦場と家との往復の中で心を失いかけていくさまを描き、ひとりの男の中にある光と影を掘り下げていく。

映画を鑑賞した杉山さんは「壮絶、壮大な映画で見終わって言葉を発せられませんでした」と興奮の面持ちで本作の“衝撃”を語る。全米で既に300億円以上を稼ぎ出し、イーストウッド作品でも史上最高の興行収入を記録しているが、特に女性層の支持が高いと言われている。

プロ引退後の2011年に結婚した杉山さんも「私も女性として、(主人公の)奥さんと自分をダブらせながら見ていました」と戦争にとり憑かれ、心を失っていく夫の隣で、本来の彼を取り戻させようと奔走する妻に強く共感したよう。「自分だったらできるのか? と不安になることもありました」と語り、もしも自分の夫が戦場に向かうことになったら? という問いかけにも「想像できない。『行かないで!』という気持ちはありますが、自分に旦那を止められるのか? 奥さんはものすごい葛藤だったと思う。やはり愛にあふれた映画です」と語った。

杉山さんは、17歳でプロとなり、ダブルス部門で世界1位を獲得し、3度にわたりグランドスラムを制覇するなど、2009年の引退まで17年間にわたって世界の第一線で活躍してきた。

プロとしての生活は、毎週のように試合があり世界各国を転戦する日々で「(1年のうち)8か月は海外で、慌ただしい時間の中で戦っていた」という。「命をとられるわけではないので、戦場の比ではない」と決して戦争と同列に語れるものではないと断りつつも「注ぐエネルギー、懸けている気持ちは似ている」と戦場と家を行き来する主人公に自身を重ねる部分もあったよう。

特に家で家族と過ごしながらも、戦場の仲間たちや戦況が気になり“心ここにあらず”の状態になるカイルについて「私も、日本に帰ると抜け殻のようになっていました。調子の良い時は意気揚々としてますが、苦しい時やうまくいかない時は、自分を取り戻すのに1週間くらいかかることもあった」とふり返る。ここでもカイルを支える妻の存在に言及し「戦場とテニスじゃ比べものにならないですが、彼を送り出す奥さんの愛情というのが本当に大きいと感じました」と語った。

主演のブラッドリー・クーパーは本作で3年連続のアカデミー賞「主演男優賞」ノミネートとなったが、本作のためにトレーニングを重ねた上で、18キロも増量した。アスリートの目にも、その変身ぶりは凄まじいものに映ったようで杉山さんは「シャープなイメージの彼がたくましく、戦う男になっていてビックリしました。メンタルの部分でも相当、力を入れて臨んでいたことが伝わってきます。戦場で戦う緊張感をこの平和な世の中で出すのは難しい表現だったと思います」と称賛した。

さらに話題はテニスにも及んだが、いま日本のテニス界の期待を一身に背負っている錦織圭選手の開催中のメンフィス・オープンで決勝進出を果たしたことに触れ「期待を背負い、成果を出す。相手に研究もされて手強くなっていきますが、それを打ち破っていくのが“天才”に課せられた使命」と期待とエールを口にした。

『アメリカン・スナイパー』は2月21日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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