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【ドラマニア】“問題のある”真木よう子から“大人な”亀梨和也まで…1月クール<勝手にベスト3>

あっという間に3か月が経ち――1月クールドラマが全て最終回を迎えました。なんだか、駆け抜けるように2015年がスタートした印象でございます。【ドラマニア】な筆者と致しましては今クール…

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真木よう子(問題のあるレストラン)&小栗旬(ウロボロス)&深田恭子(セカンドラブ)
真木よう子(問題のあるレストラン)&小栗旬(ウロボロス)&深田恭子(セカンドラブ)
  • 真木よう子(問題のあるレストラン)&小栗旬(ウロボロス)&深田恭子(セカンドラブ)
  • 真木よう子×きゃりーぱみゅぱみゅのコラボver.エンディング/ドラマ「問題のあるレストラン」
  • 小栗旬/ドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」舞台挨拶
  • 深田恭子/ドラマ「セカンドラブ」
  • 意外な過去を暴露した…真木よう子/ドラマ「問題のあるレストラン」制作発表会見
  • 真木よう子&東出昌大&高畑充希&松岡菜優&臼田あさ美&YOU&安田顕&田山涼成&吹越満&杉本哲太/ドラマ「問題のあるレストラン」制作発表会見
  • 生田斗真演じる龍崎イクオ&小栗旬演じる段野竜哉「ウロボロス」(C)神崎裕也/新潮社
  • ムロツヨシ/ドラマ「ウロボロス この愛こそ、正義。」舞台挨拶
あっという間に3か月が経ち――1月クールドラマが全て最終回を迎えました。なんだか、駆け抜けるように2015年がスタートした印象でございます。【ドラマニア】な筆者と致しましては今クール、全体を通して“涙”を誘う作品が多かった気がしますね。今日はそんな点も踏まえ、毎クール恒例<勝手にベスト3>をセレクトさせていただきました!

■第1位:アラサー女子にとっては“耳の痛い”台詞ばかり
           ――でも、なぜか病みつきになる「問題のあるレストラン」

坂元裕二さんの書き下ろし脚本×ドラマ「最高の離婚」スタッフによる強力タッグということで、放送当初からその“あるある”具合に着目していたのですが…なんでしょう? 予想のはるか上を行く“耳の痛い”台詞の連続にカウンターパンチをくらった、この感じ。公式ホームページには「思いっきりスカッと笑えて思わずホロッと泣ける」とありましたけど、アラサーな私にとっては「号泣の中にこそ生まれる爽快な笑い」でした(笑)。ひとつひとつの台詞、毎話の構成が本当に素晴らしかったです!

この作品はキャストもドンピシャで、特に主演・真木よう子さんの脇を固める若手勢が最高でしたね。二階堂ふみさん、高畑充希さん、松岡茉優さんと言えば、まさに2015年を彩る3名と言っても過言ではありません。男性キャストも、東出昌大さん&菅田将暉さんが扮する現代風ちょいクズ男子の妙な存在感が活きていました。

時代を風刺した、こういった作品をもっともっと見てみたい! そんな願望に改めて気づかされる一作でしたね。

■第2位:プライベートでも仲の良い2人が魅せる名演技
           ――“面白過ぎる副音声”が大きな話題となった「ウロボロス」

20年前のある事件を追うため、それぞれが刑事そしてヤクザとなり、秘密裏にバディを組んで警察の闇を暴いていく本格警察ドラマ「ウロボロス」。プライベートでも交流が深いという若手実力派俳優、生田斗真さん×小栗旬さんという名コンビが見事な演技合戦を魅せてくれました。

途中何度か「この2人、ちょっと打たれ強過ぎじゃない!?」と思うアクションシーンもありましたが(笑)、そこは原作が漫画ということでOKです。どんでん返しが次々と畳み掛けるように明かされていく仕上がりが非常に面白かったですね。

また、これは作品自体とはあまり関係ありませんけれども、副音声「ウラバラス」がこんなにもニュースで取り上げられるとは…驚きました。小栗さん演じる竜哉の腹心を演じたムロツヨシさんの際どい(だけど作品の流れとはほぼ無関係ない(笑))感想トークが延々と繰り広げられるのですが、ネット上では「もっと聞きたい」「再副音声放送して欲しい」と大好評! 私もまた聞きたいファンのひとりです。

■第3位:美し過ぎるラブシーンに注目
         ――一度は言われてみたい台詞に毎話ドキドキ!?「セカンドラブ」

そして最後がこちらの作品。ほぼ全話に渡り描かれたラブシーンが「美し過ぎる」と話題沸騰! これまでに「セカンドバージン」「ガラスの家」など、数々の恋愛名作ドラマを手がけてきた脚本家・大石静さんの絶妙な遊び心が存分に詰まった一作を第3位に入れさせていただきました。大人がハマるスキャンダラスなラブストーリー“夜メロ”という新たなジャンルが生まれた瞬間です。

中でも、亀梨和也さん演じるコンテンポラリーダンサー・平慶が恋人役の深田恭子さんに放つ真っ直ぐな一言にドキッ!? 「会いたい。電話じゃイヤだ」「一緒に暮らそう。もう帰るな」など、女性なら誰しも一度は言われてみたいと願っている、心の中のウズウズを直撃してくれました。

また逆に、深田さんサイドから年上女子の大人な一言として、「これだけ? 好きだったら私を抱いて」など刺激的な台詞にも注目が集まっていましたね。同じアラサー女子世代の中には、こうしたドラマチックな台詞を一度くらいは言ってみたいという願望があるのかも…?

ドラマを見て笑うことも涙することも、ドキドキすることも――全ては“共感”から生まれるもの。ぜひ、あなたに合った作品を探してみてはいかがでしょうか。
《YUKI》

三度の飯よりドラマが大好き YUKI

テレビ局での勤務を経て、フリーに転身。毎クール全ての作品に目を通す【ドラマニア】としてコラムを執筆している。近年はシナリオライターとしても活動の幅を広げており、乙女ゲームをはじめ、CMや謎解きなど、ジャンルを問わず様々な企画に挑戦中。

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