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【予告編】オダギリジョー欧州初進出! フランス語で映画『FOUJITA』に挑む

オダギリジョーを主演に迎え、日本人画家・藤田嗣治の半生を描いた映画『FOUJITA』。このたび、本作の予告編映像が公開された。

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『FOUJITA』 - (C) 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド
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オダギリジョーを主演に迎え、日本人画家・藤田嗣治の半生を描いた映画『FOUJITA』。このたび、本作の予告編映像が公開された。

1920年代よりフランスを中心に活躍した日本人画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ)。1913年、27歳で単身フランスへ渡り、1920年代に、“乳白色の肌”と称された裸婦像が絶賛を浴び、「エコール・ド・パリ」の寵児となった画家である。

その画家を、『死の棘』(第43回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ・国際批評家連盟賞ダブル受賞)、『泥の河』『伽椰子のために』『眠る男』など、高い芸術性で評価されている小栗康平が10年ぶりの新作として監督する。

今回届いた予告編では、パリで画家仲間やフランス人の妻との生活を謳歌するフジタと、1940年、第二次大世界大戦でパリがドイツ軍の手に落ちる寸前に帰国し、戦時の日本で数多くの“戦争協力画”を田舎で描くことになったフジタが対比され、彼の持つ二面性、そして絵に向き合う真摯な姿勢が表現されている。




パリで「フーフー」(お調子者)の愛称で呼ばれたフジタは、パーティは出るのもオーガナイズするのも好きだった。後年、ロサンゼルスを旅した際には、当時のハリウッドスター、メアリー・ピックフォード、メイ・ウエストらのパーティにも招待された、とエッセイ集に記している。予告編でも使用されている、フジタが女装して招待客を出迎えたパーティ「フジタナイト」のシーンは、歴史ある貴族の館が多く残るパリのマレ地区にあり、16世紀に建てられたルネサンス様式の「パリ歴史図書館」を借り切っての撮影がおこなわれた。

主演のフジタを演じるオダギリさんは、本作が初めての欧州進出となり、半分はフランス語のセリフで猛特訓して撮影に挑んだ。フジタの5番目の妻を演じるのは中谷美紀、ほかに『それでもボクはやってない』の加瀬亮、岸部一徳、フランスで人気の若手俳優アナ・ジラルドなど実力派俳優が顔をそろえている。プロデューサーは『アメリ』なども手掛けるクローディー・オサールだ。

オダギリさんの真摯な演技と、小栗監督の静謐・繊細な演出で描く『FOUJITA』。本予告編映像で披露されているオダギリさんのフランス語にもぜひ注目をしてみて。

『FOUJITA』は11月14日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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