【インタビュー】“名子役”ハーレイ・ジョエル・オスメントが新たな一歩「後悔ない」

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『Mr.タスク』ハーレイ・ジョエル・オスメント/photo:Ryo Uchida
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  • ハ―レイ・ジョエル・オスメント/『Mr.タスク』 (C)2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc. All Rights Resereved.
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  • 『Mr.タスク』(C)2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc. All Rights Resereved.
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名子役として名を馳せた米俳優のハーレイ・ジョエル・オスメントが11年ぶりに来日し、待望の出演作『Mr.タスク』をアピールした。一時銀幕を離れた時期もあったが、NY大学を卒業後、新作映画に立て続けに出演。当の本人は俳優としての新たな一歩に意欲的だ。

「来日は久しぶりなので、街の変化に驚いています。でも、日本の皆さんは変わらず暖かく歓迎してくれる」とファンへの感謝を語るハーレイ。「この10年で一番大きな出来事は、ロスからニューヨークに移住し、大学に進学したことですね。そこで演技を中心に、脚本や演出の勉強をしていました。表舞台から消えたと思われるかもしれませんが、僕としてはいままでの延長線上で、演技に磨きをかけていたんです」と“休業中”の日々を語った。

10代後半にはトラブルも報じられたが、世間の耳目を引く「有名子役の転落人生」は歩まずに済んだ。「僕自身はいまも昔も幸運だと思います。ショービジネスは競争が厳しく、誘惑も多い。時代の変化にも左右されます。でも僕には良い両親がいて、仕事場ではすばらしい監督と共演者が僕を守ってくれた。『シックス・センス』や『A.I.』のような成功作もあれば、失敗作もありましたが、大切なのは失敗から学ぶこと。選択に後悔はありません」。

そんなハーレイが復帰作のひとつに選んだのが、ケヴィン・スミス監督の『Mr.タスク』。人間とセイウチを合体させたいという妄想にとりつかれた老人と、その実験台となった不運な男の数奇な運命を描いた異色ホラー作だ。「奇妙で恐ろしく、何よりユニークな作品。僕自身もイメージを覆す役柄に挑戦できた」という本作で、ハーレイは行方不明になった主人公の消息を懸命に捜査する親友・テディを演じている。オタクっぽい役作りが新鮮だ。

決して超大作ではないが、ジャスティン・ロング(『ダイ・ハード4.0』)、タランティーノ作品の常連であるマイケル・パークス、さらにジョニー・デップが事件を追う酔いどれ探偵役でノンクレジット出演し、愛娘リリー=ローズ・メロディ・デップと初共演を果たすなど豪華な共演者に恵まれた。「ジョニーは、特殊メイクですごい役作りをしていたよ。本人はとても謙虚でオープンマインド。気さくにいろんな話をしてくれた」。

現在はスミス監督と再びタッグを組み、デップとの再共演も果たす新作“Yoga Hosers”をはじめ、映画やドラマで多くの新作が控えている。「子役時代との違いは、人生経験を引き出しに演技ができるようになったこと。30代に向けて、役柄のふり幅がもっと広がると自分でもワクワクしています。これからも好奇心を原動力に、演技を続けていくつもりです」。今後、仕事したい監督を聞くとポール・トーマス・アンダーソンの名前が挙がった。

ちなみにプライベートでは、女優と交際中なのだとか。「同業者だからお互いの仕事を理解し合えて、とても順調だよ(笑)。結婚? それはまだ早いですね。俳優という仕事は数か月後、自分がどこで仕事しているかも予測できないから」。まさか、あの“ハーレイ君”から恋人や結婚について話を聞けるとは…。時の流れを感じずにはいられないが、映画ファンなら、今後は一俳優としてハーレイ・ジョエル・オスメントに注目して損はないはずだ。
《photo / text:Ryo Uchida》

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