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『ペーパー・ムーン』巨匠13年ぶりの新作! O・ウィルソン主演『マイ・ファニー・レディ』公開

『ペーパー・ムーン』で知られる巨匠ピーター・ボグダノヴィッチ監督13年ぶりの新作となる『マイ・ファニー・レディ』の公開が、このほど決定した。

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『マイ・ファニー・レディ』 - (C) STTN Captial,LLC 2015
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『ペーパー・ムーン』で知られる巨匠ピーター・ボグダノヴィッチ監督13年ぶりの新作となる『マイ・ファニー・レディ』の公開が、このほど決定した。

とあるスタジオの片隅で、先鋭のハリウッドスター・イザベラ(イモージェン・プーツ)は、記者から、その成功への道のりについてインタビューをされていた。高級コールガールをしていたことすら天真爛漫に告白し、お客として初めて会ったブロードウェイの演出家アーノルド(オーウェン・ウィルソン)から、突然“君の将来のために三万ドルをプレゼントする”という奇妙な申し出を受けた日のことを語りだす――。

『ペーパー・ムーン』『ラスト・ショー』などの傑作を世に送り出した巨匠ピーター・ボグダノヴィッチ監督が、『ブロンドと柩の謎』以来約13年ぶりにメガホン握る『マイ・ファニー・レディ』。本作には、「ぜひとも巨匠の作品に出たい!」と豪華キャスト&スタッフが集結している。

いい加減だが憎めない売れっ子ブロードウェイの演出家である主人公を、ボグダノヴィッチ監督のことを愛してやまない『ミッドナイト・イン・パリ』のオーウェン・ウィルソンが好演。高級コールガールからハリウッドスターへとのし上がっていくヒロインを、『恋人まで1%』などの公開作品を控えているいま注目の若手イギリス人女優イモージェン・プーツが小悪魔的な魅力でキュートに演じ、人の話を聞かない精神科医を、ドラマ「フレンズ」のジェニファー・アニストンがコメディエンヌとしての才能を発揮した演技を披露している。ほかにも、キャスリン・ハーン(『LIFE!』)、リス・エヴァンス(『アメイジング・スパイダーマン』)、ウィル・フォーテ(『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)などといった個性的なベテラン俳優たちが脇を固めているのも見逃せない。

また、オーウェン・ウィルソンともどもボグダノヴィッチ監督と家族のようなつきあいをしているウェス・アンダーソン(『グランド・ブタペスト・ホテル』)とノア・バームバック(『フランシス・ハ』)が、企画から脚本の練り直しなどに全面協力し、製作として参加。巨匠13年ぶりのカムバックを、若手名手2人が盛り上げる。

ニューヨーク・ブロードウェイを舞台に、複雑に絡み合ってゆく人間関係を大人のウィットとちょっとした毒気、そして軽快さとユーモアをたっぷりに描きだす本作。93分の幸福に酔いしれることができる本作を、ぜひ楽しみにしていて。

『マイ・ファニー・レディ』は、12月19日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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