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黄川田将也ら実力派集結!『函館珈琲』クランクアップへ

これまで、岡田准一&麻生久美子主演『おと・な・り』(熊澤尚人監督/’09)や夏帆主演の『うた魂(たま)』(田中誠監督/‘07)などが映像化されてきた函館港イルミナシオン映画祭のシナリオ大賞。このほど、本映画祭の20周年を機に、2013年シナリオ大賞作品の

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『函館珈琲』- (C) 2016「函館珈琲」HAKODATEプロジェクト
- (C) 2016「函館珈琲」HAKODATEプロジェクト 『函館珈琲』- (C) 2016「函館珈琲」HAKODATEプロジェクト
  • 『函館珈琲』- (C) 2016「函館珈琲」HAKODATEプロジェクト
  • 西尾孔志監督
これまで、岡田准一&麻生久美子主演『おと・な・り』(熊澤尚人監督/’09)や夏帆主演の『うた魂♪』(田中誠監督/‘07)などが映像化されてきた函館港イルミナシオン映画祭のシナリオ大賞。このほど、本映画祭の20周年を機に、2013年シナリオ大賞作品の映画化『函館珈琲』が始動。映画『仮面ライダー THE FIRST/THE NEXT』の本郷猛役や、朝ドラ「まれ」の新進気鋭パティシエ役で知られる黄川田将也ら、実力派キャストたちが発表となり、9月2日(水)にクランクアップを迎える予定であることが分かった。

舞台は、美しい夜景と異国情緒にあふれる街、函館。小説「不完全な月」で新人賞を受賞したものの、2作目が書けない桧山英二(黄川田将也)は素性を隠し、函館のとあるアート・アパートメント“翡翠館”にやってきた。住人たちはみな、心に小さな棘が刺さったまま、ガラス、テディベア、ピンホール写真…それぞれの“人生に欠かせないもの”を大切に生きている。函館の澄んだ空気の中に、見失っていたものを探そうともがく桧山。静かに寄り添うオーナー時子(夏樹陽子)と住人たち。函館だけに流れる不思議な時間が、桧山の人生をゆっくり動かしていく。彼のそばにはいつも、海から吹く風がブレンドされた、味わい深い珈琲の香りが漂っていた――。

「映画を創る映画祭」として函館港イルミナシオン映画祭自らが主体となり、オリジナルシナリオからの映画創りを目指してゆくプロジェクトの第1弾となる本作。函館の街の中に佇む、古い西洋風アパートに集う若者たちの出会いと葛藤を見事に描いて、2013年度グランプリ「函館市長賞」を射止めた、いとう菜のは・作「函館珈琲」の映画化が始動し、8月24日よりクランクインしていた。

主人公の小説家・桧山英二役には、映画、TV、舞台にと幅広く活躍する黄川田将也。函館の翡翠館に集まる、装飾ガラスの職人を目指す堀池一子役には実力派の片岡礼子、テディベア作家の相澤幸太郎役にはドイツ育ちという新人俳優・中島トニー、ピンホール写真家のヒロイン藤村佐和役には元「wyolica」のボーカルAzumiが映画初出演。さらに、カフェのマスターを本映画祭のディレクター、あがた森魚が演じ、ミスティリアスな翡翠館のオーナー役をベテランの夏樹陽子が務める。

監督は、秀作『ソウルフラワートレイン』の新鋭・西尾孔志、撮影は函館の街を知り尽くしている上野彰吾、美術には『オー・ド・ヴィ』のベテラン小澤秀高、そのほか本映画祭に関係する強力なスタッフが参加。珈琲の香り漂う函館の短い夏の空気感の中で、順調にスケジュールをこなしており、9月2日にはクランクアップの予定という。

『函館珈琲』は2016年夏、公開予定。
《シネマカフェ編集部》

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