【インタビュー】木村文乃、動物から学んだこと「大人になるのはやめる」

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『シーズンズ 2万年の地球旅行』木村文乃
  • 『シーズンズ 2万年の地球旅行』木村文乃
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  • 『シーズンズ 2万年の地球旅行』(C)2015 Galatee Films - Pathe Production - France 2 Cinema - Pandora Film - Invest Image 3 - Rhone-Alpes Cinema - Winds - Pierre et Vacances
  • 『シーズンズ 2万年の地球旅行』 - (C) 2015 Galatee Films - Pathe Production - France 2 Cinema - Pandora Film - Invest Image 3 - Rhone-Alpes Cinema - Winds - Pierre et Vacances
  • 『シーズンズ 2万年の地球旅行』(C)2015 Galatee Films - Pathe Production - France 2 Cinema - Pandora Film - Invest Image 3 - Rhone-Alpes Cinema - Winds - Pierre et Vacances
  • ハリネズミ/『シーズンズ 2万年の地球旅行』 - (C) 2015 Galatee Films - Pathe Production - France 2 Cinema - Pandora Film - Invest Image 3 - Rhone-Alpes Cinema - Winds - Pierre et Vacances
  • 『シーズンズ 2万年の地球旅行』 - (C)2015 Galatee Films - Pathe Production - France 2 Cinema - Pandora Film - Invest Image 3 - Rhone-Alpes Cinema - Winds - Pierre et Vacances
  • 『シーズンズ 2万年の地球旅行』(C)2015 Galatee Films - Pathe Production - France 2 Cinema - Pandora Film - Invest Image 3 - Rhone-Alpes Cinema - Winds - Pierre et Vacances
最新ネイチャードキュメンタリー『シーズンズ 2万年の地球旅行』で日本版ナレーションを務める女優の木村文乃。昨年、破竹の勢いで一気にブレイクした彼女が、厳しい自然を生き抜く動物たちの生命力から学んだこととは?

本作は日本でも大ヒットを記録した『オーシャンズ』のジャック・ペラン×ジャック・クルーゾ監督コンビが、総製作費40億円、構想4年を費やし、生命が紡ぐ2万年の時空をドラマティックに描いている。最新のケーブルカメラや無音電動バギーといった人間のテクノロジーを用いて、忍耐勝負で切り取られた躍動感あふれる生命の鼓動は、ときに神々しさを感じるほど。動物と人間の“関わり”にもスポットをあてている点が、大きな特徴だ。

「スクリーンに映るものすべてが愛おしいですよね。撮影隊の皆さんが生き物や自然に対して、どれだけ愛情を抱いているかが伝わります。決して自分たちの都合やルールを押し付けず、彼らの仲間として“撮らせてもらっている”という気持ちが強い。だからこそ、伸び伸びと自由に生きている姿が、ありのまま映っているんでしょうね。距離感も近いから、毛の一本一本もはっきり見えて、まるで触れられるんじゃないかと思うほどです」。

映画のナレーションを務めるのは今回が初めて。「主人公はあくまで動物たちなので、自分としては観客の方々が気持ちよく映画を観れるように、水が体に入るようなクセのない語りを心がけました。でも、どうしても感情が動く瞬間に“力み”が出てしまって…。東京生まれ、東京育ちなので、逆にこれまで言葉のイントネーションを意識してこなかったので、作品に気持ちが寄り添う、最良の形を見つけるのが苦労しました」とアフレコをふり返る。

子どもの頃は、イルカの調教師になるのが夢だったという木村さん。現在はネコを2匹飼っているそうで「飾らない表情が一番かわいいし、生きているなって実感するんです」。本作で改めて、動物たちの姿に触れ「変に大人になるのではなく、まっすぐ純粋に自分だけの発想で表現しなければ、ありきたりなお芝居しかできなくなってしまいます。この気持ちは、いつまでも失いたくないですね」と女優としての矜持も受け取った。

昨年は3本の出演映画が公開されたほか、連続ドラマ初主演を果たした「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」、予想不可能な展開で視聴者をクギづけにした「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」ですっかりお茶の間の顔に。2016年も本作を皮切りに、重松清の同名小説を映画化した『十字架』、野村萬斎が初めての現代劇に挑む映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』と快進撃は続く。同時に、責任やプレッシャーも増しているのでは?

「確かに昨年あたりから、いただくお仕事の幅がグッと広がり、その分、環境や気持ちに振り回されて、感情の揺れが大きくなっているのは事実ですね。以前は、ただ目の前のことを頑張るだけでしたが。いまは、まだまだプレッシャーを楽しむ、という心境にはなれない自分がいる。不器用なので、ひとつのことが終わらないと、次の目標が立てられないですが、自分に発破をかけ続けることで、良いお芝居をする。それに尽きると思います」。

木村さんといえば、自身のインスタグラムにアップする手料理の数々が「プロ級」と話題を集めている。「料理は生活の一部であり、気分転換ですね。どんなに忙しくても、生活リズムは崩したくないので、毎朝、洗濯と掃除は欠かさず、部屋がきれいな状態で外出するようにしています」と思わずこちらの背筋が伸びてしまうコメント。無駄なくシンプルで、均等のとれた日常…。それは本作に登場する動物たちの生き方に、大いに共通している。

スタイリング:藤井享子
ヘアメイク:野中真紀子
《photo / text:Ryo Uchida》

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