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アカデミー賞主演女優賞のブリー・ラーソン、「オスカーさんは家で私の帰りを待ってるわ」

先日より来日中の今年のアカデミー賞主演女優賞(『ルーム』)に輝いたブリー・ラーソンが、息子役のジェイコブ・トレンブレイと共に3月22日(火)、記者会見に臨んだ。…

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ジェイコブ・トレンブレイ、ブリー・ラーソン/『ルーム』記者会見
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先日より来日中の今年のアカデミー賞主演女優賞(『ルーム』)に輝いたブリー・ラーソンが、息子役のジェイコブ・トレンブレイと共に3月22日(火)、記者会見に臨んだ。

幼い息子と共に監禁され、外の世界に出ることなく生活していた女性が、息子と共に外へと脱出し、新たな人生を歩みだそうとするさまを描き出し、アカデミー賞主要4部門ノミネート(主演女優賞受賞)を果たした。

ヴァレンティノの花柄のドレスにお気に入りの日本のジュエリー「NIWAKA」のアクセサリーをまとって登場したブリーは、開口一番笑顔で「オハヨウゴザイマス」と挨拶。一方、ジャケット姿のジェイコブくんは大人びた口調で「ここでお話しすることにワクワクしてます。ブリーと僕でできるだけみなさんからの質問にお答えします!」と語る。

この日の会場には桜の木が飾られていたが、ブリーは「長い間、日本に来ることを夢見ていて、心の中で桜の時期に来られたらと思ってたんですが、それがかなってとってもマジカルです!」とニッコリ。ジェイコブくんは、来日後の様子をInstagramでアップしており、そこで星野源の楽曲「SUN」を使用している。これについて「あの曲を選んだのはお母さんなんだけど、日本に来るからいろんな日本の曲を聴こうと思って、飛行機の中でずっと聴いてたんです」と明かした。

改めて、オスカー受賞について尋ねるとブリーは「自分が名前が呼ばれた瞬間、とてもシュールで頭が真っ白になりました。だから階段を上がってどんなスピーチをしたのか覚えてないんです。でも、それがよかったと思います。何の準備もせずに心からの言葉を伝えることができたので」とふり返る。ちなみに、翌朝には撮影のためにベトナム入りし、そのまま来日しているため「オスカーさんとは授賞式以来会ってないんです。いまも私の帰りを家で待ってるわ(笑)」と語り、笑いを誘った。

今回の役柄については「たくさんの側面を持った役であり、自分自身をなぞられえただけでは得られない部分がたくさんありました。準備に8か月を費やし、こうした(監禁の)状況が肉体や精神にどんな影響を与えるのか? 真摯に迫り、表現しなくてはならないと考えていました」と明かした。

映画のラストシーンも感動を集めているが、ジェイコブくんはこの演出について「すごくいいアイディアだと思うよ! 多くの人が泣いたと思うし、僕のお母さんも泣いてました。でも、それは涙のシーンだからとか、小さい子の演技だからというわけじゃないと思います。とっても賢い演出だし、受賞に値するシーンだと思います」とまたも9歳の少年とは思えない口ぶりで語り、会場は笑いに包まれた。

ブリーはジェイコブくんの応答に笑みを浮かべつつ「この映画が特別なのは、劇場に足を運んだときはおそらく、自分の人生とはかけ離れた状況が描かれており、オブザーバーとして観始めるんだけど、だんだんと自分の人生と近いものが描かれていると感じられるところ。成長とは? 子供であること、親であること、何を乗り越えて次に進むのか? などがサイクルとして描かれているところだと思います。それは私自身がとても気に入っている側面でもあります」と語った。

『ルーム』は4月8日(金)より公開。
《シネマカフェ編集部》

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