ブリー・ラーソン&アリシア・ヴィキャンデルら…いま最も熱い20代女優たち

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いま世の女性たちがこぞって、その一挙手一投足に視線を注ぐ最も熱い世代がある。1989年前後に生まれた、現在25~27歳の20代中ごろの女優やセレブたちだ。

「1989」といえば、言わずと知れたテイラー・スウィフトのグラミー賞受賞アルバムのタイトルにして、彼女が生まれた年。その年、日本は昭和から平成になり、消費税が初めて導入され、世界ではベルリンの壁が崩壊し、時代が大転換を遂げた1年でもあった。その89年に生まれたのが、テイラーをはじめ、『ルーム』でオスカー女優となったブリー・ラーソンや、注目の続編『Fifty Shades Darker』(原題)などが控えるダコタ・ジョンソン。

そして翌90年、東西ドイツが統一され、冷戦が終わり、中東近辺が焦臭くなってきた年には、『JOY』で4度目のノミネートを受けたオスカー女優ジェニファー・ローレンスや、『アクトレス~女たちの舞台~』で米国女優として初の仏セザール賞を受賞したクリステン・スチュワート、フェミニスト活動に専念するため女優休業を明らかにした『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンと、人気・実力ともにトップといえる若手女優たちが誕生している。言うなれば、彼女たちは激動の時代をタフに生き抜いている、大人になった“ハーマイオニー”世代。そんな最旬の世代といえる彼女たちに迫った。

まず、89年生まれ、現在26歳のブリーは、『ルーム』で息子とともに[部屋]から脱出し、人生の再生に挑んだ母親を熱演して、アカデミー賞をはじめ各映画賞を制覇。一躍、時の人となった。授賞式後のアフターパーティでは、早速、幅広い交友関係で知られるテイラーたちと過ごしていたことも伝えられている。新星のごとく登場したかのように思われがちだが、両親の離婚後、6歳から演技をはじめ、9歳でデビューを果たしており、キャリアは長い。アメリカではトニ・コレットの娘役で出演したファミリードラマ「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」などで知られ、映画『スコット・ピルグリム VS 邪悪な元カレ軍団』『21ジャンプストリート』『ドン・ジョン』などでも印象的な役を演じてきた。また、シンガーソングライターとしても活動していた時期もある。

2013年に出演した珠玉作『ショート・ターム』で、居場所のない少年少女たちの短期保護施設のケアワーカーを演じ、ゴッサム賞などを数々受賞。そして、今回の『ルーム』では、7年間幽閉されていた女性を演じるため、食事制限や隔離された生活を自ら送るなどの徹底した役作りで挑み、見事オスカーも獲得。その姿には、“若き日のメリル・ストリープのよう”との声も上がっているほどだ。今後は、『キング・コング』最新作でトム・ヒドルストンやサミュエル・L・ジャクソン共演の『Kong: Skull Island 』(原題)やマーティン・スコセッシ製作総指揮の『Free Fire』(原題)などが控えている。『ルーム』の子役ジェイコブ・トンブレイ君とは、『スター・ウォーズ』トークですぐに打ち解けたそうで、役を越えても大の仲良し。そろって初来日した2人の動向も大きな注目を浴びた。

オスカー女優といえば、同じく初ノミネートにして「助演女優賞」を獲得した『リリーのすべて』のスウェーデン出身アリシア・ヴィキャンデルは、88年生まれの現在27歳。『リリーのすべて』では、エディ・レッドメイン演じる世界初の性別適合手術に臨んだリリーを、真の愛で支え続けた妻ゲルダを好演。すでに観賞した人たちからも、自身の性別違和に勇気を持って向き合い、女性へと変容していく様を繊細に演じたエディとともに、その姿を戸惑いながらも受け入れ、見守ったアリシア演じるゲルダに心を動かされる人が続出中だ。

彼女も9歳からスウェーデン王立バレエ学校に通い、「レ・ミゼラブル」などのミュージカルに出演していたが、ケガでバレエを断念。一時期は、ロースクールに通っていたこともあったという。母国のTVドラマや映画で注目を集め、マッツ・ミケルセン共演の『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』や、キーラ・ナイトレイの義妹を演じた初めての英語作品『アンナ・カレーニナ』で鮮烈な印象を放ってハリウッドに登場した。2015年、いまやハリウッドの“イットガール”と呼ばれるアリシアは、「シャネル(CHANEL)」のミューズでもあり、レッドカーペットでは注目の的に。今後はマット・デイモン主演『ジェイソン・ボーン』のヒロインを務めることでも話題を呼んでおり、ブラッドリー・クーパー主演『二ツ星の料理人』ほか、美しすぎるAIロボットに扮した『エクス・マキナ』が6月に日本上陸する。

ちなみに、ブリーは2016年、アリシアは2013年に“ネクストブレイク枠”といわれる英国のBAFTAライジングスター賞にノミネートされているが、先日の予告編解禁で話題沸騰の『スーサイド・スクワッド』の要注目女子、マーゴット・ロビーもその1人(2015年ノミネート)。90年生まれ、オーストラリア出身の彼女は、祖父母の農場などで子ども時代を過ごし、10代のときには女優になる夢のために3つの仕事を掛け持ちしていたという頑張り屋。自国のTVドラマ「Neighbours」で話題となり、ハリウッド進出後はドラマ「PAN AM パンナム」などを経て『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でレオナルド・ディカプリオの妻役を好演して、世界的に知られるようになった。

現在公開中の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』にもカメオ出演しており、『スーサイド・スクワッド』ではワルなのにとびきりキュートで、どこか憎めないハーレイ・クイン役に扮しているマーゴット。さらに、北欧男子アレクサンダー・スカルスガルドが筋骨隆々のターザンを演じる『ターザン:REBORN』ではターザンの妻ジェーン役をゲット、続々と新作が決まっており、目が離せない存在の1人だ。

さらに、TVドラマ「SUPERGIRL/スーパーガール」で本国で大ブレイク中のメリッサ・ブノワや、ウディ・アレンら名匠に気に入られているエマ・ストーンが88年生まれ、『シンデレラ』のリリー・ジェームズ、『ブラック・スキャンダル』で存在感を見せたジュノー・テンプルが89年生まれと、ミドル20代は実に層が厚く、少し下には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のデイジー・リドリー(’92年生)、『ブルックリン』のシアーシャ・ローナン(’94年生)、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のマイカ・モンロー(’93年生)、『ダイバージェント』シリーズのシェイリーン・ウッドリー(’91年生)と注目女優たちが続々。

これからは美しいばかりでなく、中身は骨太で根性のある(?)彼女たちが、映画界を引っ張っていく存在となるのだろう。
《text:cinemacafe.net》

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