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【特別映像】『レヴェナント』唯一無二の圧倒的映像美公開「息をのむような体験」

「アカデミー賞」を獲得したレオナルド・ディカプリオの鬼気迫る演技、坂本龍一の自然と人間の葛藤を描いた音楽でも話題の『レヴェナント:蘇えりし者』。このほど、本作で「アカデミー賞」監督賞を2年連続受賞したアレハンドロ

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「アカデミー賞」を獲得したレオナルド・ディカプリオの鬼気迫る演技、坂本龍一の自然と人間の葛藤を描いた音楽でも話題の『レヴェナント:蘇えりし者』。このほど、本作で「アカデミー賞」監督賞を2年連続受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥとタッグを組み、同賞史上初の3年連続撮影賞受賞を果たした撮影監督エマニュエル・ルベツキの手法に迫る特別映像が到着した。

19世紀の未開拓の荒野を舞台に、ディカプリオが熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負った上に、目の前で息子を殺され復讐心をその胸に宿す主人公を熱演、約300kmの壮絶なサバイバルを繰り広げる本作。

今回、到着した映像は、『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に引き続いて、本作で「アカデミー賞」撮影賞を受賞、ディカプリオやイニャリトゥ監督から親しみを込めて“チーヴォ”との愛称で呼ばれるルベツキの仕事ぶりについてフォーカスしたもの。監督とルベツキは、ディカプリオ演じるグラスの旅の自然な流れを維持するため、時系列に沿って撮影を進めること、自然光をクリエイティブな方法で使うこと、長回しのなめらかで継続的な撮影法を『バードマン』とは全く違う効果を狙って利用することの3つのルールを決めたという。

なかでも、自然光撮影については、「当然の選択だったと思う」と監督は言う。「第一に、森に照明を当てる方法はない。太陽があれば、光は十分だ。自然光が持っている複雑ですばらしいところに匹敵するような人工照明は存在しない」と、本作独自の撮影スタイルを明かしている。

さらに、撮影は冬だったために、午後2時半ともなれば、樹木の下はもう光がない状態だったという。「何度もリハーサルを重ねて準備を万全にして臨んだ。長いテイクを2、3回撮り直しするのに1時間か、1時間半ぐらいしかなかったからだ」と失敗の許されない撮影だったことを監督はふり返る。このような撮影ができたのは、『バードマン』に引き続いて監督とタッグを組んだルベツキの功績だといえるだろう。その証拠に「ルベツキは照明の名人だ」と監督は絶賛。ディカプリオも「息をのむような体験ができる」と明かすように、自然が持つ美しさや優雅さ、そして荘厳さをも堪能することができるはずだ。


『レヴェナント:蘇えりし者』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》

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