【インタビュー】「とと姉ちゃん」川栄李奈が語る、朝ドラへの思いと女優としての目標

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4月から好調なスタートを切ったNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」。生活総合雑誌『暮しの手帖』(暮しの手帖社)を創刊した大橋鎭子と花森安治の軌跡をモチーフにして、三姉妹の長女・小橋常子(高畑)が家族を守るため、「とと(=お父さん)」になることを目指す物語だ。

両親と三姉妹からなる小橋家は、静岡・浜松で仲良く暮らしていたが、常子が10歳の時に父親の竹蔵(西島秀俊)が結核のため亡くなった。東京へ移り住み、紆余曲折の末、仕出し屋「森田屋」に一家で下宿することになった。

その森田屋の一人娘・森田富江を演じるのが、2015年夏にAKB48を卒業し、女優として活躍する川栄李奈。朝ドラ初出演となり注目を集めている川栄さんが、スタジオでの収録後、朝ドラに抜擢された心境と、女優としての目標を語った。

役柄の富江は、「森田屋」に来たばかりの常子に辛く当たる。役作りには苦労しているようで、「『富江ちゃんはクールな子です』と言われていたのですが、クール過ぎてしまって。『クールなんだけど優しい子です』と言われました」とふり返った。一方、「森田屋」は賑やかな家族で、「森田屋」の人々を演じる秋野暢子、ピエール瀧、平岩紙、浜野謙太らと過ごす撮影現場は笑いに満ちている。「ピエール瀧さんが本当に面白い方です。衣装からお腹がちょっと見えているのですが、撮影の合間にも、お腹を出して遊んでいます(笑)」と表情をほころばせた。

主演の高畑さんについては、「お芝居が上手ですし、表現力が豊かだし、こういうしゃべり方があるのだと学んでいます」と現場での様子を紹介。「でも、ちょっとおじさんぽいと言いますか(笑) ふんわりした感じなのかなと思っていたのですが、空き時間にイカを食べていたりします。『あっ、イカを食べるんだ!』と思いました(笑)」とも。

そんな川栄さんは、AKB48にいたころから女優への思いを持っていたそうだ。「朝ドラは自分の目標でもあったので、夢がかなったと言いますか、朝ドラに出られて嬉しいです」と笑顔。「共演者の方々が経験抱負で、お芝居がすばらしいです。人柄は本当に面白いし、学ぶところがたくさんあります」と目を輝かせた。

女優としての将来的な目標の話題では、「30歳や40歳になっても、活躍できるような女優さんになりたいなと思います。幅広く色々な役を経験して、『あの子、色んな役ができるよね』と言われるような女優さんになりたいです」と抱負を言葉にした。すでに、人気コミック「DEATH NOTE」の実写映画化シリーズ最新作『デスノート 2016』(2016年秋全国公開予定)にて、無差別殺人を繰り返す青井さくら役を演じることが発表されているが、ホラー映画も好きと言い、「ちょっとグロい映画が好きなので(笑) 犯人とか、“こいつ、やばいのではないか?”という役もやりたいです」と軽やかに答えた。

劇中で、ヒロインの常子は、父親が亡くなった後、家族の前で「ととになります」と宣言し、母親(木村多江)から、父親が何気ない暮らしの中の一瞬、一瞬を大事にしていたことを教えられた。忙しい毎日を送る川栄さんだが、「自身にとっての日常の中にある幸せ」を尋ねられると、「普通に家に帰って、テレビを見て、お風呂に入って、寝ることが幸せです。家に帰ると、何も考えずにボーっとしているのですが、そのときが、すごく幸せです」と笑顔を見せた。
《竹内みちまろ》

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