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【シネマVOYAGE】ベルギーに思いを寄せて…『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』

映画『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』は、オランダ人作家ベルカンポの短編小説「De Surprise」に惚れ込んだオランダのマイク・ファン・ディム監督が、ベルギーの首都ブリュッセルを舞台に描くダークコメディ。

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『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』 -(C)2015 SURPRISE FILMPRODUCTIE VOF / VARA / PRIME TIME / RIVA FILM / FASTNET FILMS
『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』 -(C)2015 SURPRISE FILMPRODUCTIE VOF / VARA / PRIME TIME / RIVA FILM / FASTNET FILMS
  • 『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』 -(C)2015 SURPRISE FILMPRODUCTIE VOF / VARA / PRIME TIME / RIVA FILM / FASTNET FILMS
  • 『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』 -(C)2015 SURPRISE FILMPRODUCTIE VOF / VARA / PRIME TIME / RIVA FILM / FASTNET FILMS
  • 『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』ポスタービジュアル (拡大版)-(C)2015 SURPRISE FILMPRODUCTIE VOF / VARA / PRIME TIME / RIVA FILM / FASTNET FILMS
映画『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』は、オランダ人作家ベルカンポの短編小説「De Surprise」に惚れ込んだオランダのマイク・ファン・ディム監督が、ベルギーの首都ブリュッセルを舞台に描くダークコメディ。

とある理由から生きる意味を見出せずにいた主人公のヤーコブは、“あの世行き”旅行代理店エリュシオンで、解約不可・成功率100%の自殺代理プランのサプライズコースを申し込みますが、契約した矢先、同じプランを選んだという素敵な女性アンネと出会います。死を望んでいた男が死を選択したことで見えてくるモノ――それこそが監督が描きたかった題材。また、死にたがる主人公と相反するかのようにブリュッセルの美しい街並、オランダの美しい風景は生命力に満ち輝いている。そんな対比も見どころです。

映画を観た後、ベルギーの旅を調べながらふと思ったのは「ベルギーと言えばチョコレート!」です(笑)。映画のなかでチョコレートは何か意味のあるものとして登場はしていませんが、執筆のお供にチョコレートが欠かせない身としては、ベルギーチョコレートを巡る旅もいいなぁと思ったわけです。日本で手に入るベルギーチョコレートの代表格は――ゴディバ、ノイハウス、ヴィタメール、ピエール・マルコリーニ、ピエール・ルドン、レオニダス…などなど。その多くがブリュッセルで創業しています。2014年にはブリュッセルにベルギー国内最大のチョコレート博物館「ベルギー・チョコレート・ビレッジ」もできましたし、これはもう訪れないと!

もちろん『素敵なサプライズ~』のロケ地、ブリュッセルにある世界遺産グランプラス(大広場)や北ヨーロッパのヴェネチアと呼ばれる水の古都ブルージュは外せません。あ、ブルージュにも「チョコ・ストーリー」というチョコレート博物館がありました! いざ、ベルギーへ!
《text:Rie Shintani》

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