【アリスのはじまりを紐解く旅】原作者ルイス・キャロルが描く“不思議な世界”とは<オックスフォード編>

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アリスのはじまりを紐解く旅<オックスフォード編>
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  • オックスフォード大学クライスト・チャーチ・カレッジ/アリスのはじまりを紐解く旅<オックスフォード編>
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ティム・バートン、ジョニー・デップを始め豪華キャストが6年ぶりに再集結したシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が7月1日(金)にいよいよ公開となる。本作は『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語。悲しい過去に心を奪われたマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャーだ。

シネマカフェでは前作の“はじまり”を描く本作にちなんで、「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の原作者ルイス・キャロルのゆかりの地イギリス・ロンドンを巡り、この物語が生まれた“はじまり”を紐解く現地取材を敢行! 原作者キャロル氏が学生時代から過ごしていた<オックスフォード編>、彼の終焉の地<ギルフォード編>に分けてご紹介!

世界に“ルイス・キャロル”の名を知らしめるきっかけとなったのは1865年に出版された児童小説「不思議の国のアリス」。数学者、写真家、作家、聖職者と多彩な顔を持つキャロル氏は、オックスフォード大学のクライスト・チャーチ・カレッジに入校し、学士号を得るほど優秀な成績を修めていた。キャロル氏が過ごしていた学生寮の学寮長リデルとは家族ぐるみで親交を深め、リデル家の3人娘の写真を好んで撮るように。そのとき彼を虜にしたのは1人の少女、次女のアリスだったのだ。アリスをモデルとし、彼女のために物語を作り上げた。その物語は小説の枠を超え、様々な分野に影響を与えるほどまでに。150年の月日が経ったいまでも世界に愛され続けている「アリス」シリーズ。その理由は、勇気をもって行動すること、冒険することの素晴らしさを教えてくれる、いつの時代の人にも当てはまる普遍的なメッセージが隠されていることであろう。

アリス自身が迷い込むワンダーランドは、実は彼女自身の心の中を描いているとも言われており、その冒険を通して自分自身と向き合うことで、彼女の成長していく様が見ることができる。最新作の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』でもキャロル氏のメッセージは踏襲され、豪華スタッフ陣が“時間”というテーマのもと物語を作り上げた。まさに「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の本質を描いた作品といえる。そんな彼の軌跡を辿って行く。


■ルイス・キャロルが卒業した大学は物語の入口!?
彼が通っていたオックスフォード大学は現在、学生が授業中の時間に観光客用に校舎が公開されており、大聖堂、中庭、白うさぎが飛び込んだ穴のモデルとなった長くうねる階段、さらに『ハリー・ポッター』の撮影にも使われた食堂も見学できる。その食堂にあるのが、キャロル氏の肖像画。実名チャールズ・ラトウィッジ・ドジスンとして飾られてる。また、「不思議の国のアリス」で描かれているアリスの首が伸びるシーンの元になったと言われている暖炉にある両脇の首の長いオブジェがあったり、ステンドグラスには物語に登場するキャラクターが散りばめられていたりとオックスフォード大学の食堂は原作ファンには堪らない場所となっている。

そしてオックスフォード大学自然史博物館には「不思議の国のアリス」に登場するドードー鳥の骨格と復元像があり、その周りにも白うさぎやネズミ、カメなど物語に関わる動物たちがおり、入口すぐ近くにはアリスのコーナーが作られていた。

また大学を出た向かい側には「Alice's Shop」という世界一有名なアリス・ショップがある。あいにく内装は撮影禁止となっていたが、外観からもアリスの世界観が伝わるキュートな作りになっている。建築は500年以上と古く、物語が書かれた当時は雑貨店で、よくアリスがお菓子を買いに訪れていたのだとか。いまでは所狭しと原作の関連グッズが並び、アリスファン必見のオフィシャルショップとなっている。

■少女たちとの川遊びは“黄金の午後”
リデル家の三姉妹と共に川遊びに出かけた際にキャロル氏が「不思議の国のアリス」の原型となる物語を即興で語り聞かせた場所というのがオックスフォードの東西と南側をテムズ川。大学から歩いて10分ほどで到着する川辺はアリスたちの散歩コースになっていたという。1862年7月4日にアリスたちと出かけたキャロル氏はその日を「All in the Golden Afternoon(黄金の午後)」と呼ぶほど心に残る1日だったそうだ。川辺にはパブやカフェなどがあり、ロンドンの午後を優雅に過ごす人たちの姿もあった。


オックスフォードは、リデル一家と出会い「不思議の国のアリス」の誕生と共に“ルイス・キャロル”が生まれた地。少し変わり者(?)なキャロル氏が描いた“不思議な国”は、アリス・リデルという少女がいたからこそできた物語だった。そんな本作から着想を得て、“不思議な国”を独特な世界観で実写化したティム・バートンとジェームズ・ボビン。成長したアリスが現代のような強い女性となって登場し、キャラクターたちは原作に登場する動物たち。キャロル氏の世界観を見事に表現できたのは彼らだったからに違いない。

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。

協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
《text:cinemacafe.net》

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