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ジョン・レノン殺害犯、仮釈放9度目の却下

ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマン(61)の仮釈放がまたしても却下された。

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ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマン(61)の仮釈放がまたしても却下された。

1980年12月にニューヨークのマンハッタンでザ・ビートルズのジョンを殺害し、懲役20年を科せられているチャップマンは、今回で9度目の仮釈放申請を却下されたことになる。

米ニューヨークの仮釈放委員会は却下の理由として「多くの好意的な要素も見られるものの、計画的かつ有名になることを求めた犯罪がそれを勝る」「インタビューと記録の再検討の結果、仮釈放は社会に適切でなく、また法律を軽視する犯罪の深刻性に反することになる」と声明で説明している。

審査は3人の審査官により進められ、チャップマンには社会復帰に対する努力が認められるものの、今回の却下の決定を下したという。

先日には、チャップマンの仮釈放において、5人が反対する書面を送っていたことが明らかになっていた。チャップマンの仮釈放は、2000年以降2年おきに申請され却下されている。次に申請は2018年8月に可能となる。

ジョンの熱狂的なファンだったチャップマンは、アッパーウェスト・サイドの自宅マンションに妻オノ・ヨーコと一緒に到着したジョンに対し、背後から4発の銃弾を撃って殺害し、第2級の殺人罪で有罪を受けている。

83歳となるオノ・ヨーコは、その事件から36年経ったいまでも、自宅にいるときを含め自身の身に気をつけていると先日話していた。「本当に気をつけているわ。昔狙われていた特定の動物、鹿のような感じよ。だから、外に出るときも、外に出ないで自宅マンションにいるときも、とてもとても気をつけているわ」「チャップマンのことを考えるのは私にとって本当に苦しいことなの。特に、彼はそれが悪いことだって思っていなかったようだから。クレイジーよ」。

(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》

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