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アリシア・ヴィキャンデル、ベネチアで大粒の涙!「チャレンジして本当によかった」

アリシア・ヴィキャンデルが、第73回ベネチア国際映画祭にて現地時間9月1日19時より行われた『THE LIGHT BETWEEN OCEANS』(原題)のワールドプレミア上映に、共演のマイケル・ファスベンダーとそろって登場。上映後、観客の

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アリシア・ヴィキャンデルが、第73回ベネチア国際映画祭にて9月1日(現地時間)行われた『THE LIGHT BETWEEN OCEANS』(原題)のワールドプレミア上映に、共演のマイケル・ファスベンダーとそろって登場。上映後、観客の号泣とスタンディングオベーションを目の当たりにしたアリシアは感極まり、大粒の涙を見せていた。

本作は、ライアン・ゴズリング×ミシェル・ウィリアムズで倦怠期夫婦のリアルを描いた『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督の最新作。第1次世界大戦後、オーストラリアの孤島ヤヌス・ロックを舞台に、相次いで子どもを亡くした灯台守夫婦が、島に流れ着いた生後間もない赤ん坊をわが子として育てる愛の選択を描いた物語。原作は、Amazon.comで4,700以上もの五つ星レビューを獲得した、M・L・ステッドマン著のベストセラー小説。

今回、ベネチアでのレッドカーペットには、シアンフランス監督のほか、劇中で夫婦役を演じたマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが登場。本作の共演がきっかけで交際中といわれる、いま最もホットな2人の登場に、会場のボルテージは一気に最高潮へ! その熱気も冷めやらぬ中、上映が始まると、間もなく場内にはすすり泣く声が。

クライマックスでは号泣する観客も見受けられ、上映後、涙の跡もそのままの観客たちから贈られたスタンディングオベーションに、マイケルと監督は歓喜の笑顔。アリシアは感極まった様子で大粒の涙をぬぐっていた。日ごろは辛口の目の肥えた記者たちも、涙する人が続出し、「クリネックスの株価が上がるほど観客は泣くに違いない!」(The Guardian)、「体験すべき芸術作品であり、知的で心に沁みわたる今年の最高傑作のひとつ!」(New York Observer)、「今年のこれまでの作品の中で最も美しく、感動を味わえる2時間」(Entertainment Weekly)など、心を鷲掴みにされたというレビューが後を絶たない。

記者会見にも3人はそろって登場、監督は「スティーブン・スピルバーグ監督が、僕が撮った『ブルーバレンタイン』の大ファンだったそうで、彼の会社ドリームワークスから『新作を撮らないか』という声がかかりました。それまではオリジナルの作品ばかり撮っていたので、原作があるものを撮ってみたかったときにこの原作を紹介されたのです」と、制作のきっかけを説明。

本作では「真実と愛の狭間で人間は何を選択するのか」と描きたかったと語り、「頭で考えるのではなく、心で感じる作品にしたかった。ヒーローやヒロイン、悪役が登場するのでなく、ただ僕はありのままの“人間”を描きたかったのです」とコメントした。

また、マイケルは本作への出演に、「この作品の話が決まったのはアリシアがブレイクする直前でした。その時点ですでに有名な女優をキャスティングすることもできたと思うのですが、監督から『アリシアに賭けてみたい』と打ち明けられました。彼女自身が生来持っているポジティブな天真爛漫さが、イザベルにぴったりだと感じたのを覚えています。彼女がイザベルを演じてくれたことが、この作品を成功へ導いたのだと思います」と、彼女をベタぼめ。

アリシアも、「元々、シアンフランス監督の作品のファンだったのですが、私がこの作品の話を聞いたときはすでにマイケルの出演が決まっていました。『作品に出たい』という想いと、『もしかしたら役をもらえないかも』という不安な気持ちが混在していましたが、失敗を恐れずにチャレンジして本当によかったです」と、改めて手応えをかみしめた様子だ。

今回の役柄を、「実生活では子どもはいませんが、『将来家庭をもち、子どもができたときに私はどう感じるのだろう』と考えて演じました。この作品に出会い、イザベルという役を演じて、学ぶことがたくさんありました」と、ふり返りながら語った。

『THE LIGHT BETWEEN OCEANS』(原題)は2017年春、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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