デンマーク出身のN.W.レフン監督、『シン・ゴジラ』には興味なし? “中の人”がいないと…

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最新作『ネオン・デーモン』を引っさげ3年ぶりの来日を果たしたニコラス・ウィンディング・レフン監督が11月15日(火)、東京・タワーレコード渋谷店でトークイベントを行った。

印象的な色彩美とスピード感を追求したライアン・ゴズリング主演作『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』で、映画ファンを熱狂させたデンマーク出身のレフン監督。最新作『ネオン・デーモン』は、トップモデルを目指す16歳の少女が野心を目覚めさせ、“悪魔”に魂を売り渡してでも、狂気と欲望うずまくファッション業界を生き抜こうとする姿を描いたサスペンススリラーだ。

「数年前、ある朝目覚めて、自分が生まれつき美しくはないと気づいたんだ。隣にいる妻は、とても美しいのにね。その瞬間、ジェラシーを感じてしまって(笑)、これはサスペンス映画のいいネタになると直感したんだ」とレフン監督。第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、賛否両論を巻き起こしたが「それこそ本来あるべき姿。その意味で、いい作品が仕上がったと思う」と誇らしげだった。

主演を務めるエル・ファニングについては、「撮影を始めたのが16歳のとき。役柄同様、ちょうど、彼女自身が少女から大人に成長する姿をまるでドキュメンタリーのように撮影できた。もちろん、女優としてすばらしい演技を披露してくれた」と絶賛。撮影中、エルに対して、本作を「どんな男の中にも16歳の少女が住んでいる。この映画は僕の中にいる“彼女”を空想して作った」と説明したといい、「エル本人は『あぁ、そうですか…』って感じだったけどね」と苦笑していた。

日本文化にも造詣が深く、「宮崎駿監督の作品はもちろん、ゴジラやウルトラマンも大好き」なのだとか。ただ、『シン・ゴジラ』を観たかと聞かれると、「今度のゴジラは“中の人”がいないんだよね? 僕にとって、ゴジラはスーツアクターありきだから」とコアなこだわりも披露していた。記念撮影時には、会場となったタワーレコード店員のエプロンを着用し、お茶目な一面を垣間見せた。

『ネオン・デーモン』は2017年1月13日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて順次公開。
《text:cinemacafe.net》

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