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永井豪の「鋼鉄ジーグ」をモチーフにしたイタリア映画が日本公開決定!

GWに開催された「イタリア映画祭2016」にて上映され、2度の上映がほぼ満席、終映時は拍手喝采、SNSなどで大きな話題を呼んだ噂の映画「Lo chiamavano Jeeg Robot」(

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GWに開催された「イタリア映画祭2016」にて上映され、2度の上映がほぼ満席、終映時は拍手喝采、SNSなどで大きな話題を呼んだうわさの映画「Lo chiamavano Jeeg Robot」(原題)が、『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の邦題で来年5月に日本公開されることが決定した。

舞台は、テロの脅威に晒される荒廃したローマ郊外。孤独なチンピラエンツォは、ふとしたきっかけで超人的なパワーを得てしまった。初めは私利私欲のためにその力を使っていたエンツォだったが、世話になっていた“オヤジ”を闇取引の最中に殺され、遺された娘アレッシアの面倒を見る羽目になったことから、彼女を守るため正義に目覚めていくことになる。アレッシアは日本製アニメ「鋼鉄ジーグ」のDVDを片時も離さない熱狂的なファン。怪力を得たエンツォを「鋼鉄ジーグ」の主人公、司馬宙(シバヒロシ)と同一視して慕い、いつしか2人の間には、ほのかな愛情が芽生えるのだが、彼らの前に闇の組織のリーダー、狂気に満ちたジンガロが立ちふさがる…。

本作は1975年に日本で放送開始、1979年にイタリアで放送された永井豪のアニメ「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフにした、イタリア映画には珍しいダークヒーロー・エンターテインメント。本年度イタリア・アカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)では最多16部門ノミネートの末、新人監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞など最多7部門受賞した大注目作だ。

監督を務めるのは、本作が長編デビューとなり、幼い頃から日本製アニメの大ファンだったというガブリエーレ・マイネッティ。そして主人公エンツォには、『ジョルダーニ家の人々』『007/カジノ・ロワイヤル』などに出演するイタリア映画界きってのスター、クラウディオ・サンタマリアが、体重を20kg増量して臨んでいる。さらに敵のジンガロ役に、主演作が相次ぐ人気俳優ルカ・マリネッリがキャスティング。2人が激突するサッカースタジアムでのクライマックスは、本作最大の見どころだ。

公開決定に併せて、特報映像とティザービジュアルも到着。映像は実力派俳優の遠藤憲一がナレーションを担当。マイネッティ監督のオリジナリティあふれる物語への期待感を、より一層膨らませる映像に仕上がっている。さらに今回、モチーフとなったアニメを手掛けた永井氏から「犯罪と汚濁まみれのローマの下町で、アニメヒーロー『鋼鉄ジーグ』に憧れる女性のため、正義の戦いに立ち上がる“男の純情”が美しい!! 『ガンバレ、君は鋼鉄ジーグだ!!』」とのコメントも到着している。


『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』は2017年5月、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開予定。
《シネマカフェ編集部》

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