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CIAや大企業を告発…1つの勇気が世界を動かす!『スノーデン』『汚れたミルク』ほか

アカデミー賞外国語映画賞など数々の賞を受賞したデビュー作『ノー・マンズ・ランド』や、ベルリン国際映画祭で三冠に輝いたロマの一家を描く実話『鉄くず拾いの物語』など

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『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』 (C)Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014
『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』 (C)Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014
  • 『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』 (C)Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014
  • 『スノーデン』 (c)2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『スノーデン』(c)2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『スノーデン』(c)2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』 (C)2015 zero one film / TERZ Film
  • 『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』 (C)2015 zero one film / TERZ Film
アカデミー賞外国語映画賞など数々の賞を受賞したデビュー作『ノー・マンズ・ランド』や、ベルリン国際映画祭で三冠に輝いたロマの一家を描く実話『鉄くず拾いの物語』などで知られる名匠ダニス・タノヴィッチ監督の最新2作が、3月より新宿シネマカリテにて連続公開される。3月4日(土)に公開される『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』は、1人の男の勇気ある行動が世界の命運を変えることになった、監督の幻の問題作。そのほかにも、家族や恋人、キャリアを投げうって正義を貫き、我々が知らなかった衝撃の事実を伝える実録映画の公開が相次いでいる。

■復讐ではない、正義と尊厳を賭けた闘い…『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』(公開中)
第二次世界大戦でアドルフ・ヒトラー率いるナチス・ドイツが敗北すると、数多くの重要戦犯が海外へと逃亡、執拗な追跡作戦が繰り広げられた。その中の最も重要な標的となる人物が「アイヒマン裁判」で有名なアドルフ・アイヒマン。当時の裁判の実際の映像を使用した『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』や、アイヒマンを“悪の凡庸さ”と表現した女哲学者『ハンナ・アーレント』など、捕まった後のアイヒマンを語る映画は多くあるものの、アイヒマンを捕まえるまでの物語は、いままで語られることがなかった。その影の立役者となった男の名はフリッツ・バウアー。ドイツ国内のナチス残党による妨害や圧力にさらされたバウアーは、孤立無援の苦闘を強いられていくーー。手に汗握る、サスペンスフルな1本。フリッツ・バウアーがいなければ、ナチスの全貌が明るみに出ることはなかったのかもしれない。

■世界を信じた、純粋な裏切り者…『スノーデン』(公開中)
2013年6月、29歳の若者が発表した事実に、世界中が震撼した。元CIA職員エドワード・スノーデンが政府を告発した実際の事件を、『JFK』『ウォール・ストリート』などで知られるオリバー・ストーンが監督を務めて映画化。。“政府が世界中の個人情報を管理している”という信じ難き事実を、スノーデンがなぜ、そして、どのように暴露するにいたったのかをめぐる、実話に基づく物語だ。同じ人物を追ったドキュメンタリー映画『シチズンフォー スノーデンの暴露』も記憶に新しく、本作がオリバー・ストーン監督がどのように事件を描かれていくのかに注目。主演を務めるのは、ジョセフ=ゴードン・レヴィット。国民を守るために、政府を裏切ったスノーデンはヒーローか? 裏切り者か? この事実にあなたは驚きを隠せなくなる。

■子どもたちのため男は世界最大のグローバル企業を敵にまわした…『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』(3月4日公開)
アカデミー賞受賞ダニス・タノヴィッチ監督と『めぐり逢わせのお弁当』制作チームが放つ本作は、パキスタンで実際に起こった事件を題材に、子どもたちを守るため巨大企業に立ち向かう男の闘いを描いた社会派ドラマ。1997年、あるグローバル企業が、パキスタンで粉ミルクを強引に販売したことによって、不衛生な水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼児が死亡する事件が発生した。その事実を知ったセールスマンのアヤンは、世界最大のその企業を訴えようとする。立ちはだかるのは、巨大な権力の壁。しかし男は人生のすべてを投げうって立ち向かう。子どもたちを守るため、そして愛する家族のために――。

2014年に制作されたものの、日の目を浴びることなく日陰に置き去りにされていた本作が、ついに世界初公開! 出演は『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のダニー・ヒューストン、『君のためなら千回でも』のハリド・アブダラ、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のアディル・フセイン。子どもたちの命を守るため巨大権力に抗う男の生きざまは、まさに“半沢直樹”級!? 知られざる驚愕の真実に、あなたはいったい何を感じ、誰を想うのだろうか。大切な人のためにも、見逃せない1本となっている。

彼らの勇気ある行動に心動かされる衝撃の3本。ぜひ劇場で確かめてみて。
《シネマカフェ編集部》

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