R・ゴズリング&R・クロウ『ナイスガイズ!』に見る70'Sファッションの楽しみ方

映画

『ナイスガイズ!』 (C)2016 NICE GUYS, LLC
  • 『ナイスガイズ!』 (C)2016 NICE GUYS, LLC
  • 『ナイスガイズ!』 (C)2016 NICE GUYS, LLC
  • ライアン・ゴズリング/『ナイスガイズ!』 (C)2016 NICE GUYS, LLC
  • 『ナイスガイズ!』 (C)2016 NICE GUYS, LLC
  • 『ナイスガイズ!』 (C)2016 NICE GUYS, LLC
  • ライアン・ゴズリング/『ナイスガイズ!』 (C)2016 NICE GUYS, LLC
  • 『ナイスガイズ!』 (C)2016 NICE GUYS, LLC
  • ライアン・ゴズリング/『ナイスガイズ!』 (C)2016 NICE GUYS, LLC
『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされているライアン・ゴズリングと『グラディエーター』で同賞に輝いたラッセル・クロウが、W主演で凸凹コンビを演じる『ナイス・ガイズ!』。この2人に加え、『スパイダーマン:ホームカミング』にも出演するハリウッドの新ヒロイン、アンガーリー・ライスら個性豊かなキャラクターたちが、劇中ではそれぞれこだわりのファッションを披露。キャラクターのパーソナリティも見えてくる70'Sファッションに注目した。

本作で活躍するのは、ある少女の失踪事件を捜査することになった腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)とシングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)、半ば強引にそれに加わるマーチのキュートな13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)という3人。失踪した少女の捜索を進めるうちに、1本の映画にまつわる事件へと繋がり、やがてアメリカ国家を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていく姿を、外れなき笑いとハイテンションなアクションで描いていく。

舞台となるのは、アメリカで空前のディスコブームが起こった1977年のロサンゼルスだ。ヒーリーとマーチは当時流行した大きな襟のジャケットや光沢素材のシャツを身に着けているが、ヒーリーは元軍人らしい規律正しさを残しつつ、洗練を省いたヴィンテージモノが多い。それでいて似通ったコーディネートが多く、オシャレなのか無頓着なのか、紙一重といったところか。

一方のマーチは、全てにおいてダメダメでだらしない生活をごまかすためか(?)清潔感あるセットアップで、場面によってパターンも様々。パリっとしたスーツの着こなしだけでなく、大ケガした腕のギブス(ヒーリーにやられた)が通るよう袖に切り込みを入れたり、スーツがよれよれになったりとコミカルで細かな変化も楽しめる。2人ともアロハシャツを粋に着こなすところはさすが。

さらに注目は、昨年末発表された英「GLAMOUR」誌による恒例の「セクシーな男100人」の第8位に輝いたマット・ボマーが演じる、最凶の殺し屋“ジョン・ボーイ”。常に3ボタンのスリーピース・スーツという、フォーマルなスタイルでその冷酷さを引き立てる。「ホワイトカラー」や『マジック・マイク』で知られるマットが、前髪を下ろしている姿はファンには新鮮かもしれない。

一方の女性陣は、70年代後半はファッション・アイコンだったジェーン・バーキンの影響でジーンズを履く女性が増えた時代。好奇心いっぱいのホリーも、ベルボトムのジーンズやオーバーオール、刺しゅう入りのGジャンなど当時のティーンズカジュアルの流行を体現。そのほか、3人が潜入するパーティやモーターショーといった場面でも、当時を代表するレインボーモチーフやサイケデリックカラー、フォークロア調のドレスを着用する女性たち、さらには目にした誰もが驚く大胆なボディペイントまで登場し、ぞれぞれファッションへのこだわりが存分に発揮されている。

インテリアや音楽、車に至るまで、色彩豊かな時代の雰囲気が見事に再現されているので、70年代カルチャー好きはもちろん、当時の刺激的な時代性を楽しむこともできそうだ。

『ナイスガイズ!』は2月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

関連ニュース

特集

page top