【シネマカフェ的海外ドラマvol.363】“野獣”では見れない!? ダン・スティーヴンスの魅力が炸裂「レギオン」

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「レギオン」(C)2016, FX Networks. All rights reserved
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4月21日公開の『美女と野獣』で野獣役を演じ、注目度急上昇中の英国俳優ダン・スティーヴンス。海外ドラマファンには「ダウントン・アビー」のマシューとしてもお馴染みの彼ですが、現在、彼の新作主演ドラマも話題沸騰中なのをご存じでしょうか?

今年の2月から米ケーブル局FX、日本ではCSのFOXチャンネルで放送された「レギオン」は、映画『X-MEN』シリーズの世界からつながる新作ドラマ。映画の中ではジェームズ・マカヴォイらが演じていたミュータント、プロフェッサーXの息子を主人公にした物語です。その主人公デヴィッドを演じるのが、ダン・スティーヴンス。地上最強のテレパスと言われるプロフェッサーXの血を受け継ぐデヴィッドが、自身のルーツを巡る戦いへと身を投じていきます。

プロフェッサーXとデヴィッドの間には何らかの事情があるようで、シリーズ冒頭のデヴィッドは自分がミュータントだと知りません。そのため、能力者ゆえの幻覚や幻聴に幼い頃から悩まされてきたデヴィッドは、精神病院への入退院を繰り返すことに。そんなデヴィッドに、本当の自分を理解する存在との出会いが訪れます。

現実と虚構、過去と現在、能力の自覚と無自覚の狭間で揺れるデヴィッドの覚醒が物語の主軸にあるため、彼が手探りで真実に向かっていくのと同じように私たち視聴者も手探り!?  つかみかけたと思ったらまた手から離れてしまうような、まさに翻弄してくるドラマになっています。

『X-MEN』史上最も奇抜で挑戦的でもある「レギオン」を手掛けたのは、「FARGO/ファーゴ」のクリエイター、ノア・ホーリー。人を食ったようなおかしみとダークな味わい、そしてスタイリッシュさが混在する作品世界は、「レギオン」にも「FARGO/ファーゴ」にも共通するものと言えます。ウェス・アンダーソン好きはハマること間違いなしのカラフルな本編もさることながら、エンドクレジット画面まで「レギオン」はいちいちオシャレ。登場人物たちのファッションも、60~70年代のクラシックスタイルに未来的な要素が加えられていてとにかくかわいいです。

そんな中、ダン・スティーヴンスの魅力が炸裂しているのは間違いないところで、能力に困惑する姿もキュートなら、一目惚れした女性ミュータント、シド(レイチェル・ケラー)とのロマンスもキュート。触れた相手と入れ替わる力を持つシドとは、プラトニックをキープせざるを得ず。とは言え、モジモジにはもう飽きた! と言わんばかりに、ミュータントらしい解決方法をちゃっかり見つける展開も面白いです。ちなみに、『美女と野獣』で歌声を披露しているダンですが、「レギオン」にもまさかの歌唱シーンが。しかも、『美女と野獣』が野獣仕様の歌声であるのに対し、こちらではダンの生声を堪能できます。

ダン自身にとっても昨年の仕事面のハイライトはバンクーバーで4~5か月間かけて行われた「レギオン」の撮影(私生活でのハイライトは「3人目の子どもの誕生!」)だそうで、「作品と同じように、狂った撮影だった(笑)」とのこと。先頃シーズン2も決定した「レギオン」を、ぜひチェックしてみてください。
《text:Hikaru Watanabe》

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