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ジェシカ・チャステイン、「ギャラが男性の4分の1の仕事はもうやらない!」

『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた経験を持つ、実力派女優のジェシカ・チャステインが、俳優・女優間の不平等なギャラの差問題を「Variety」誌に語った。

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ジェシカ・チャステイン-(C)Getty Images
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『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた経験を持つ、実力派女優のジェシカ・チャステインが、俳優・女優間の不平等なギャラの差問題を「Variety」誌に語った。

「もう、共演俳優の4分の1しかギャラがもらえないような仕事は受けないの。自分の人生において、許すことはできないから」。ジェシカがこう宣言するきっかけとなったのは、2014年11月に起きたソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントのハッキング事件だ。この事件により、『アメリカン・ハッスル』のエイミー・アダムスとジェニファー・ローレンスのギャラが共演男性陣より少なかったことが発覚し、この問題について同社の重役エイミー・パスカルが「女性と男性のギャラが平等でないのは、女性が(ギャラの平等性を)求めないからよ」とコメントしたことがジェシカを奮い立たせた。

「『最初はふざけてる!』と思ったけど、『一理ある』とも感じた」というジェシカ。「女性は一歩踏み出し、正しい報酬を要求する必要性がある」と主張する。

いまでは、まずオファーが来ると共演男性との自分のギャラに差がないかを確認するそうだ。「いくらかという金額はどうでもいいの。同じ分量の仕事をするのに、自分の5倍ももらっているような相手とはセットに一緒にいられないわ」。
《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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