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リチャード・ギア、「チベット崇拝」で仕事が激減

リチャード・ギア(67)が、チベット支援が自身のキャリアの妨げとなっていたことを認めた。

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リチャード・ギア-(C)Getty Images
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リチャード・ギア(67)が、チベット支援が自身のキャリアの妨げとなっていたことを認めた。

リチャードは1993年に開かれたアカデミー賞式典でプレゼンターを務めた際、脚本からそれて中国によるチベット抑圧を批判したほか、その後には2008年の北京オリンピックのボイコットも訴えた。

これにより、全世界で第2位の興行収入元となっている中国から入国禁止までされているリチャードの映画界での仕事が激減したという。

「中国が『彼ならダメだ』と言うからという理由で出演できなかった映画は間違いなくあるね」「最近でも中国からよく思われないからという理由で、映画の資金提供を断られる話もあったよ」とリチャードは語る。

1997年に『北京のふたり』で殺害容疑者にされてしまうアメリカ人ビジネスマンを演じたリチャードだが、製作開始当初、その映画に満足していた上層部が突然態度を変えたという。「The Hollywood Reporter」紙に対してリチャードは当時をこう振り返る。「みんなその映画に満足していたんだ」「なのに突然『プロモーションはやらないで欲しい』って連絡が来たんだ」「『MGM』は中国と取引したかったんだ。それで中国側から『あの映画を公開するなら買わない』って言われたらしく、その映画を捨てたのさ」。

またリチャードの率直な価値観からインディ系映画から外されたこともあったそうで、「中国人監督との仕事があったんだけど、撮影が始まる2週間前に電話をもらって『申し訳ないけど、やれない』って言われたよ」「僕らは保護された回線で極秘電話を受けたんだ。もしその監督と仕事をしたら、彼とその家族は2度と国から出ることを許されず、仕事もさせてもらえないって話だったよ」と明かした。

そんな経験をしているものの、リチャードはいまだに自身の仕事を楽しんでいることから、ハリウッド大作に出演できないことは気に留めていないという。「スタジオ側は大金を稼ぎ出す可能性に興味を持っているけど、僕は始めたころと変わらない映画をまだ作っているんだ。小規模で、興味深く、登場人物と話しによって進んでいくストーリーのね。だからこのことは僕の人生に影響は全く与えていないわけさ」。

(C) BANG Media International
《シネマカフェ編集部》

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