※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ディーン・フジオカに続く“逆輸入俳優”山村憲之介、『関ヶ原』に出演

岡田准一が石田三成を演じ、司馬遼太郎の傑作ベストセラーを映画化する『関ヶ原』。本作に、日本で大ブレイクを果たしたディーン・フジオカや、「逃げ恥」など人気ドラマに引っ張りだこの大谷亮平に続く、注目の“逆輸入俳優”

映画 邦画ニュース
注目記事
島信勝(山村憲之介)/『関ヶ原』(C)2017「関ヶ原」製作委員会
島信勝(山村憲之介)/『関ヶ原』(C)2017「関ヶ原」製作委員会
  • 島信勝(山村憲之介)/『関ヶ原』(C)2017「関ヶ原」製作委員会
  • 島信勝(山村憲之介)/『関ヶ原』(C)2017「関ヶ原」製作委員会
  • 山村憲之介
  • 『関ヶ原』(C)2017「関ヶ原」製作委員会
  • 『関ヶ原』(C)2017「関ヶ原」製作委員会
  • 『関ヶ原』(C)2017「関ヶ原」製作委員会
  • 東出昌大(小早川秀秋)/『関ヶ原』(C)2017「関ヶ原」製作委員会
  • 『関ヶ原』18名劇中写真(C)2017「関ヶ原」製作委員会
岡田准一が石田三成を演じ、司馬遼太郎の傑作ベストセラーを映画化する『関ヶ原』。本作に、日本で大ブレイクを果たしたディーン・フジオカや、「逃げ恥」など人気ドラマに引っ張りだこの大谷亮平に続く、注目の“逆輸入俳優”・山村憲之介が出演していることが分かった。

『日本のいちばん長い日』の原田眞人監督のもと、岡田さんはじめ、有村架純、東出昌大、役所広司ほか超豪華なキャスト陣が揃い踏みし、圧倒的なスケール感で関ヶ原の戦いを描く本作。錚々たるキャストの中で、平岳大演じる島左近(しまさこん)の嫡男・島信勝(しまのぶかつ)を演じているのが、山村さんだ。関ヶ原の合戦の最中、なかなか参戦しない小早川秀秋(東出さん)を命懸けで説得に行くという、世紀の一戦の勝敗を決定づける重要シーンを演じており、その鬼気迫る演技は必見。

そんな山村さんは、「18歳のときに『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを映画館で観て、いままで体験したことのない感動を覚えたことがきっかけで、役者を志すことになりました」と語る。その後、オーストラリアの演技学校にオーディションで入学し、4年間演技の勉強を積んだという。

そして最終学年の年、インターネットでヒュー・ジャックマンが日本で『ウルヴァリン:SAMURAI』を撮影するという記事を発見、「これは自分のための作品だ!」と自ら出演交渉をするべく、撮影に関係しそうなところ全てに手紙や自身のデモリールを送付。そんな中で繋がったのが、『ラスト サムライ』や『バベル』などのキャスティングディレクターとして知られる奈良橋陽子氏。山村さんはオーディションを経て、なんと実際に『ウルヴァリン:SAMURAI』で映画初出演にしてハリウッドデビュー! ヒュー演じる“ウルヴァリン”と日本の長崎で出会う青年時代の八志田という大役を手に入れた。

ヒューと共演を、「『楽しかったよ。この経験は絶対忘れられないものになるから!』と声を掛けられたのが、心に残っている」とふり返って語る山村さん。続いて出演したのは、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』。監督のギャレス・エドワーズが山村さんの演技を気に入り、回想シーンに登場する日本人の役柄を彼に寄せた設定に変更した、という逸話も持っている。

そんな山村さんが本作『関ヶ原』に出演することになったきっかけは、“原田監督に宛てた手紙”だったという。「以前から原田眞人監督の作品に出演したいと思っていて、原田監督が『わが母の記』を撮影しているときに、少しでも出演させていただきたくて監督に手紙を送ったんです。それから少し経ち、『日本のいちばん長い日』のオーディションにも参加、原田監督から「『ウルヴァリン』に出ている子でしょ?」と声を掛けてもらったという。

「このときはスケジュールの関係で出演が叶いませんでしたが、今回『関ヶ原』で再度声を掛けていただけて! オーディションに行くと、久しぶりにお会いした監督から『憲之介、お前の手紙まだ持っているよ』と声を掛けられ、僕があのとき(『わが母の記』撮影時)に送った手紙をまだ持っていてくれて、覚えててくれたんだって、すごく嬉しくなりました」と、出演の経緯を明かす。

また、撮影中のエピソードを聞くと、「撮影に入る前から技術訓練として、馬術、殺陣、所作や軍隊の動きなど、東出昌大さんや伊藤歩さんをはじめ、キャストみんなで稽古しました。士気がドンドン上がり、緊張感も高まり、とても良い雰囲気ができていましたね」という。「実は、その馬術訓練の中で、僕は落馬して、肋骨を折ってしまったんです。その上20kgくらいある甲冑を身に着けて演技をするので、負荷がかかって普段のようには動けなくて。だから走る演技の際に急に動いたら、肉離れを起こしてしまいました。戦いの場でしたし、必死でしたので、肉離れしようが関係なかったのですが、とても迫力のある現場でした。きっとスクリーンからも迫力あるシーンが伝わると思います」と、笑顔を見せながら過酷な撮影の様子を語ってくれた。

最後に日本とハリウッドの撮影の違いを聞くと、「海外と日本、どちらの現場も経験していますが、どちらが良い、悪いとかはないと思いました。どちらも刺激的で、大好きで、これからも両方で仕事をして行きたいです。それに良い作品を作りたい、という思いは海外も日本も同じですから」と語る山村さん。

ハリウッドで確かな経験を積んだ山村さんが、今回、念願かなって原田作品に大抜擢! しかも戦いの行く末を左右する重要な役を務めるという。その素顔は、どことなくディーンさんを思わせる爽やかさがありながら、ワイルド味が加わったルックス。本作をきっかけに、一気に注目を浴びること間違いなしの山村さん。今後も、国内外問わず出演作が増えていくことになりそうだ。

『関ヶ原』は8月26日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top