【シネマ羅針盤】最新作も大ヒット!ミニオン映画が愛される理由は?

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『怪盗グルーのミニオン大脱走』(C) UNIVERSAL STUDIOS
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人気アニメシリーズの最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』が7月21日(金)に全国376スクリーンで封切られ、公開3日間で動員60万5,748人、興収7億5,101万円を記録。2015年公開の『ミニオンズ』(最終興収52.1億円)を超え、60億円超えを見込める好スタートを切った。

果たして、ミニオン映画が愛される理由とは? いまや人気はスクリーンを飛び出し、バラエティ豊かなグッズや幅広いタイアップが街にあふれ返るミニオンたち。彼らが初登場したのが、『怪盗グルー』シリーズ第1作にあたる『怪盗グルーの月泥棒』だ。つまり、わずか7年間という短期間で、洋画アニメの登場キャラクターが、すっかり国民的マスコットに成長したのだから、これは驚くべき事実である。

ミニオンといえば、子どもたちがすぐにお絵かきできる(そして大人はコスプレしたくなる)、シンプルなデザインと配色が魅力だが、集合体として“増殖”すると、愛らしさがさらに増してくるから不思議だ。

集団ならではの「いつの間にか、そこにいる」という神出鬼没ぶりはSNSにおける“拡散”を連想させるし、「そもそも、ミニオンって何なの?」という一種の違和感が、想像力をかきたて、ファンが自分なりの楽しみ方、愛し方をカスタマイズできる点は、SNS世代の若年層に共鳴。新作が公開されるたびに、国内興収が倍増したミニオン映画の快進撃は、まさに「いつの間にか」の増殖と拡散を物語っている。

こうしたミニオンの魅力に加えて、本来の主人公である怪盗グルーと、彼が出会った孤児の三姉妹、グルーと結婚したルーシーが織りなす家族愛がテーマになっている点も、映画の見どころ。シリーズを重ねるごとに、彼らの絆と信頼が深まっており、ファンはその過程を温かく見守っている。家族のあり方が多様化する時代、血縁を超えた疑似家族の結束は、例えば
『ワイルド・スピード』
シリーズにも見て取れる共通点だ。

『怪盗グルー』シリーズだけではなく、『ペット』『SING/シング』の連続ヒットによって、これらの作品を手がけるイルミネーション・エンターテインメントの知名度とブランド力が、着実に浸透しているのは言うまでもない。春には絶好のタイミングで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に新エリア「ミニオン・パーク」がオープンし、この夏は『怪盗グルーのミニオン大脱走』のさらなる快進撃が予想される。

『怪盗グルーのミニオン大脱走』は全国にて公開中。
《text:Ryo Uchida》

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