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アンジェリーナ・ジョリー監督最新作『最初に父が殺された』予告編到着

アンジェリーナ・ジョリーが監督&脚本を務め、カンボジア出身の彼女の長男マドックス(15)がエクゼクティブ・プロデューサーとして関わることでも話題

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アンジェリーナ・ジョリーが監督&脚本を務め、カンボジア出身の彼女の長男マドックス(15)がエクゼクティブ・プロデューサーとして関わることでも話題となっている『最初に父が殺された』が、この度9月15日(金)より「Netflix」にて全世界同時配信されることが決定。またあわせて本作のキービジュアルと予告編も到着した。

9月に開催される「トロント国際映画祭」に公式招待作品として選ばれ注目を集めている本作は、70年代にカンボジア旧ポルポト政権下で起きた大量虐殺を、子どもたちの視点から描いた実話原作、ルオン・ウン著による「最初に父が殺された―飢餓と虐殺の恐怖を越えて」を基にした映画。

ジョリー監督は、主演作『トゥームレイダー』のロケでカンボジアを訪れた際にこの原作と出会い、その後、ルオン・ウン氏との慈善活動や、カンボジアで長男マドックスを養子に迎えたことを通し、長い期間をかけて本作の映像化を進めきた。そして原作者ルオン・ウン氏との共同で脚本を執筆し、よりリアルなカンボジアの歴史が切り取られた作品となっているようだ。

ジョリー監督は本作の製作にあたって、「この映画は、私のカンボジアへの感謝を表したものです」と言い、「カンボジアがなければ私は母親になることもなかったでしょう。息子マドックスの両親が経験したかもしれないことを理解したいと思っていました。息子とこの国のことをもっと知りたかったからです」とコメント。また映画の目的は「戦争という状況で子どもたちが直面する恐怖を語り、彼らを守る手助けをしましょうと伝えることなのです」と明かしている。

到着した予告編では、幸せそうな家族の姿が映し出されたのも束の間、突然その家庭を失った一人の5歳の少女ウンが、“子ども兵士”として独裁者ポルポト派による大規模な虐殺に巻き込まれていく過酷なドラマが描かれる。

またビジュアルのタイトル部分は、カンボジア王国の国語であるクメール語で表記され、予告編には一切の日本語字幕が付いていないなど、ジョリー監督によるカンボジアへの深い敬意と、観る者の想像力に訴えかけるような仕上がりとなっている。


Netflix オリジナル映画『最初に父が殺された』は9月15日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング。
《シネマカフェ編集部》

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