“キョンシー”がデジタルリマスターで復活! 常識を超えた吹替をしていた?

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「幽幻道士&来来!キョンシーズ」コンプリート・ブルーレイ・ボックス(C)1985-2017 AT ENTERTAINMENT
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  • 飯田譲治
1987年にテレビ放映されて以来、“キョンシーブーム”を巻き起こした、大ヒット映画シリーズ『幽幻道士(キョンシーズ)』とTVシリーズ「来来!キョンシーズ」初のデジタルリマスター版コンプリート・ブルーレイ・ボックスが、本日8月23日(水)より発売。この度、発売にあたり日本版吹き替え演出を担当した飯田譲治が当時をふり返り、いまでは考えられない演出エピソードを披露した。

『幽幻道士』は、1986年に放映された台湾映画。大道芸人の親方と旅をしている4人の子どもたち、チビクロ・スイカ頭・チビトラ・デッパが旅の途中に、森の中でキョンシー隊に出会い、イタズラのつもりでキョンシーのおデコに貼ってあったお札をはがしてしまった! 大暴れしだしたキョンシーたちを鎮めようと戦う親方は、途中自分の影を踏まれてしまう。それがことの不幸の始まりであった…。

一方、TVシリーズ「来来!キョンシーズ」は、『幽幻道士』の大ヒットを受けて制作されたもの。チビクロの父・杜平が旅先で無念の死を遂げ、杜平キョンシーは凶暴キョンシーとなり、人々を襲いはじめる。テンテンたちの活躍により無事成仏させるも、後にテンテンたちは杜平が悪名高き悪漢コウモリ道士に殺されたことを知る。杜平の敵を討つために、子どもたちは最後の戦いに挑むというストーリーだ。

■台本はナシ!? 吹き替えは手探り状態




「幽幻道士&来来!キョンシーズ」コンプリート・ブルーレイ・ボックス(C)1985-2017 AT ENTERTAINMENT

本作の吹き替えには、みんなのアイドル美少女道士テンテンに高田由美(「クレヨンしんちゃん」よしながみどり役)、スイカ頭に桜井敏治(「みどりのマキバオー」山本菅助役)、チビクロに坂本千夏(「となりのトトロ」メイ役)、金おじいさんに宮内幸平(「ドラゴンボール」亀仙人役)、デブ署長に内海賢二(「北斗の拳」ラオウ役)、長三道士に緒方賢一(「名探偵コナン」阿笠博士役)といったレジェンドたちが布陣。

そして今回、「幽幻道士3」「幽幻道士4」「来来!キョンシーズ」の日本版吹き替え演出を担当した飯田氏が当時をふり返り、いまでは考えられない演出エピソードを披露した。現地での台本がそもそもなかったため、吹き替え制作段階では何とも大雑把なところからのスタートだったそうで、「大まかな流れとあらすじだけ現地から届くが、実際は何をやっているのかわからなかった。辻褄は合わないがとにかく笑えるようにセリフを盛り込んでみたりして。口の動きに合わせるとセリフが入りきらないということも多々あったが、そこは心の声が漏れ出たということにしようと、常識を超えた吹き替えをしていた」と吹き替えるセリフは手探りであったことを明かす。

確かに本編をよく見ると、「来来!キョンシーズ」のカエデという女性においては、ほぼ口は閉じているシーンばかりだが、なぜか心の声として喋りまくっているという不思議な現象も見られる。

さらに、「呪文は友人の名前をもじったりして考案した」と、自由な演出が許されていた時代でもあったことを強調し、テンテン役のシャドウ・リュウは日本で活動しおり「日本語が流暢になって、数年経ってから日本版吹き替えを観て、真逆の内容に吹き替えられた! とクレームつけていたみたい(笑)」とも明かす。

■テンテンとスイカ頭役は美男美女に成長



「幽幻道士&来来!キョンシーズ」コンプリート・ブルーレイ・ボックス(C)1985-2017 AT ENTERTAINMENT


そして、テンテン役のシャドウ・リュウとスイカ頭役のリュウ・ツーハン実の兄妹だそうで、「彼はかなりイケメンになっていた」などと語っており、実際にリュウ・ツーハンは台湾版「花より男子」の道明寺司役をオファーされたほどのイケメンに成長している。

このほかにも、飯田氏の貴重なエピソードがコンプリート・ブルーレイ・ボックス封入特典の「キョンシーズ大図鑑」に収録されている。

「幽幻道士&来来!キョンシーズ」コンプリート・ブルーレイ・ボックス【デジタルリマスター版】は8月23日(水)発売。
《cinemacafe.net》

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