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永作博美「沈黙法廷」ほか、大人が楽しめる“法廷”エンタメ続々

読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋と、秋はさまざまな楽しみ方がある季節。今年の秋は、“法廷の秋”ともいえる、良質な大人向けエンターテインメント作品が続々登場し、話題を呼んでいる。

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「連続ドラマW 沈黙法廷」
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  • 「連続ドラマW 沈黙法廷」
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  • 『三度目の殺人』 (C)2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ
  • 『三度目の殺人』 (C)2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ
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  • 『否定と肯定』(C)DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016
  • 『否定と肯定』 (C)DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016
読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋と、秋はさまざまな楽しみ方がある季節。今年の秋は、“法廷の秋”ともいえる、良質な大人向けエンターテインメント作品が続々登場し、話題を呼んでいる。

まずは、映画『そして父になる』の是枝裕和監督と福山雅治が再タッグを組み、是枝監督のオリジナル脚本で描いた心理サスペンス『三度目の殺人』。9月9日(土)の劇場公開から1か月以上たった現在でも、一度目、二度目、三度目ではまた違った解釈ができ、見え方が変わっていくと、リピーターが続出。絶えず絶賛の声が上がっている。

『三度目の殺人』 (C)2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ
また、12月公開ではあるが、洋画では世界中で注目を集めた「ホロコースト」を巡る実際の裁判を、レイチェル・ワイズ、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソン、アンドリュー・スコット、ジャック・ロウデンら実力派英国俳優たちで描いた『否定と肯定』が控えている。

『否定と肯定』(C)DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016
そして、「廃墟に乞う」や「警官の血」、「制服捜査」など、多くの警察小説を手掛けてきた直木賞作家・佐々木譲が初めて挑んだ法廷ミステリー「沈黙法廷」が、これまで数々の社会派ドラマやミステリー作品などを手掛けてきたWOWOWによって、主演に永作博美を迎えて連続ドラマ化。警察、マスコミ、そして容疑者の無実を信じる者…それぞれの立場からの視点で展開されていく刑事・法廷ドラマが融合した内容に、9月24日の1話開始直後から大反響を得ている。

「連続ドラマW 沈黙法廷」
主人公である連続殺人事件の容疑者・山本美紀を演じる永作さんをはじめ、彼女の無実を信じ続ける青年・高見沢弘志役に市原隼人、世間が注目する美紀の弁護に名乗りをあげる弁護士・矢田部完役に田中哲司など、実力派キャストが好演していることでも話題。SNS上でも「役者さんたちの演技が素晴らしい。こういった重い社会派作品はWOWOWならでは。熱く深く重い名作の予感」、「とても気になる所で次回に続く~、早く見たい!!」と多くの期待の声が続々。

永作博美/「連続ドラマW 沈黙法廷」
このたびシネマカフェでは、永作さん演じる美紀が初めて証言台に立つ、裁判の冒頭シーンの場面写真を入手。彼女はこれから何かを語ろうとしているのか、その表情は不安げに映る。なお、裁判シーンでは、弁護士・矢田部と対立する検事に波岡一喜、裁判の判決を下す裁判長に石丸謙二郎、そして“傍聴マニア”の男性に森本レオと、豪華キャストも加わることになっている。

「連続ドラマW 沈黙法廷」
法廷ドラマの魅力は、なんといってもその濃厚な心理描写。複雑に展開していくドラマに、観る者それぞれが独自の解釈をし、真実を予想する。そして、その真実が判明した瞬間には、筆舌に尽くしがたい感覚が生まれる。現在WOWOWで放送中の「沈黙法廷」でも、自らも傍聴人になったかと錯覚するような緊張感に加え、徐々に明らからになっていく美紀の真実に引き込まれていく。果たして、美紀は“有罪”なのか“無罪”なのか。彼女はなぜ法廷で突然口を閉ざしたのか、彼女は一体何者で、何が真実なのか。予想しながら見るのも本作の楽しみのひとつと言える、今後展開していく重厚な法廷ミステリーからも目が離せない。

「連続ドラマW 沈黙法廷」
「連続ドラマW 沈黙法廷」は毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送中。WOWOWオンデマンドにて見逃し配信中。
《シネマカフェ編集部》

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