『スター・トレック』シリーズに監督やプロデューサーとして携わってきたJ・J・エイブラムスと『ヘイトフル・エイト』のクエンティン・タランティーノ監督が、『スター・トレック』最新作でタッグを組むようだ。「Deadline」によると、元々『スター・トレック』の大ファンであるタランティーノが同作の新作に関するアイディアをエイブラムスと提案したところ手ごたえがよく、このアイディアを元とした脚本が仕上がるのを待っている状態だという。この脚本が両者の納得のいく出来になれば、タランティーノが監督、エイブラムスがプロデューサーとした“チーム”が動き出す予定だそうだ。タランティーノのいままでの監督作といえば、『パルプフィクション』や『キル・ビル』シリーズなど、自身が脚本も担当した「オリジナル作品」が主だった。「CSI」や「ER」などテレビドラマのシリーズに関わったことはあるが、『スター・トレック』最新作のメガホンをとるとすれば、彼にとって既存の映画シリーズを手掛ける初の作品となる。タランティーノは現在、1960年代から70年代にカルト集団を率いて複数の殺人事件を起こしたチャールズ・マンソンをテーマとした映画の準備中だ。
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