セクハラ撲滅運動「Time's Up」の支援表明として、ゴールデングローブ賞授賞式ではレッドカーペットに“黒一色”で集合したセレブたち。先日行われたグラミー賞では、“白いバラ”を身につけることが支援表明の証であった。グラミー賞でパフォーマンスをするケシャらこの動きは2月18日(現地時間)にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われる英国アカデミー(BAFTA)賞でも取り入れられるようで、「WWD」によればノミネートを受けた女優たちや招待客が黒ずくめで参加するという。授賞式まで3週間を切っての決断だったこと、授賞式はロンドンファッションウィーク中に開催されることから、ファッションデザイナーやスタイリストは大きなプレッシャーを抱えることになりそうだ。BAFTAのスポークスマンは、ドレスコードを特に黒に設定しているわけではなく、出席者には自由に着たいものを着てほしいと語っている。黒のドレスでゴールデン・グローブ賞に参加した「ビッグ・リトル・ライズ」キャスト今年のBAFTAはいままで12回も司会を務めてきたスティーヴン・フライに代わり、2001年ぶりとなる女性の司会者としてジョアンナ・ラムリーが選ばれたことですでに話題になっていた。BAFTA主演女優賞にはアネット・ベニング、フランシス・マクドーマンド、マーゴット・ロビー、サリー・ホーキンス、シアーシャ・ローナンがノミネートされている。